病気と祈り

大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと求めたのに
謙虚さを学ぶようにと弱さを授かった

偉大なことができるようにと
健康を求めたのに
思いやりを持てるようにと
病弱さを与えられた

幸せになろうとして富を求めたのに
賢明であるようにと貧困を授かった

称賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと
失敗を授かった

人生を楽しもうと
たくさんのものを求めたのに
人生をよく味わうようにと
平凡な人生を与えられた

求めたものはひとつとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた

私はあらゆる人の中で
最も豊かに祝福されていたのだ

病気と祈り

この祈りの言葉は、ニューヨーク大学のリハビリセンターの壁に一人の患者が書き残したものだそうです。自らに起こったことのすべてを無条件に受容し、感謝と歓びを感じることは宇宙における最大の力である愛のなせることです。

愛というのは、この地上で多く語られている愛とは異なります。全宇宙は愛あればこそ存在し、大自然の法則を機能させています。宇宙も含め、この世は幻想かもしれませんが、そこで起こるすべての源は愛の力にあります。

私たちは誰もが役割と宿命を持って生まれてきています。その宿命を成就していく背後には、この愛の力があります。病気や障害というものは暗く悲しいものに思えるかもしれませんが、それらを経験することも私たちはあらかじめ決めて生まれてきています。物質の世界と見えない霊の世界にある障害を克服していく大切な機会として、病気という愛の力が働いているのです。

宇宙は無限・無窮の神的なエネルギーによって存在していますが、人間はいつしかそのことを忘れてしまいました。病気や障害は、本人もそこに関わった人たちも、その神的な力を受け入れる条件を整えてくれます。

スピリチュアルな実践をしている人は、病気や困難が起こったときに自分の心の在り方がよくなかったのだと責めることがありますが、そのように決められるものではありません。病気というのは多因なものですし、心の在り方が悪かったとしても、神は罰を与えるようなことはなさいません。

もし、心の在り方が悪かったというのなら、ブッダやイエスも病気になりましたが、心の在り方が悪かったのでしょうか?植物や動物も病気になりますが、彼らも同じでしょうか?そんなことはありません。

そして、この神的な力と対話をするのが祈りです。いつでも、誰にでも行えるもので、言葉や想いが発せられなくても誰かがその人を想うことで愛の力が作用する素朴なものです。真理、そして本当に偉大なものはいつでもシンプルなものです。

祈りの力と言霊の影響

近年、科学の世界でも祈りが研究をされています。なぜ祈りには現実を変える力があるのでしょう?

真の祈りは自分の利益や得のために祈るものではありません。効果を期待して祈るものではありませんが、人が世界や他者のために祈るとき、最高の徳である愛他的な精神がハートから発せられ、痛みや暴力にあふれた現実を変えてゆきます。これは「想い」の力です。

人間も、物質も、すべて波動でできています。私たちの身近にあるもので、最も強力な力を発揮するのが言葉です。言葉は音の組み合わせでできていて、音は波動であり、エネルギーです。日本には「言霊の幸ふ国」という呼び方があるくらい、言葉の豊かな国です。私たちに計り知れない影響を与える言葉、日本人はそのことを世界でも最もよく知っている民族なのかもしれません。

言葉を発する源は「意識」です。意識とは科学的には「バイオフォトン」という光子の一種です。この光子は人間の身体全体から発せられていると考えられています。光子は光の源ですから、人間は身体全体から光を発しているということになります。

意識が思いやりや優しさ、豊かさを分かちあうことや、平和や生命力で満たされていれば、その人はそのような光のベールをまといます。この波動が現実だけではなく、世界や宇宙に影響を与えていくのです。怒り、不満、恨みや不足の意識でいたならば、そのような現実を形づくります。

今がとても大切な時代だと私が感じるのは、ちょうど時代がシフトする最中であることと、土星が魚座に入宮したら、私たちの集合無意識が現実になるからです。生きていくのは苦しいものだ、努力と我慢をしなくては欲しいものは手に入らない、未来は暗い、どうせ何をやっても無駄だ、病気は悲惨で悲しいものだ、病気は人生の可能性を奪う悪いものだ……このようなネガティブな集合意識を変えるか、そこから逃れていかなくては、豊かな未来はつくっていけないのです。

1970年代にはハーバード大学で、祈ることで心拍数や脈拍、呼吸数が落ち着き、ガンや糖尿病、不眠症や精神疾患を改善する効果があることがわかりました。それ以降も、遠い地から患者たちのことを祈ることで呼吸器や人工透析器の使用が激減する結果が得られたり、ヘモグロビン数が増加して治癒が進んだということ、他にも様々な実験結果から祈りの力は立証されています。

現実を受け入れ、血のつながりはなくても悩み苦しむ同胞を慈しみ、計算もコントロールもなく真摯に大いなるものに自らを預けて祈るとき、想いは必ず届きます。

健康と病気について

健康と病気について

健康にははっきりとした定義はないのですが、以下のものを参考にしてみてください。

● 健康とは、あなたのいる現実の中で意識的に成功をつくりだし、それを楽しむ方向にいくこと、そしてその充実感を感じることです。
● 健康とは、生きる自由と贈り物と喜びです。健康はまず自分に与えてから他者に与えるものです。
● 健康は結果を出すための方法ですが、結果そのものではありません。健康はあなたが成功したことを示すだけではなく、成功への道のりでもあります。健康という道のりを通して、人生の自由や贈り物を手に入れ、行動を起こし、自分の喜びを体験し、表現することができます。
● 健康とは、愛と信頼と素晴らしい予感と意欲に満ちた生き生きとした状態です。生きる上での愛と信頼と意欲のことです。
● 健康という手段を通して、神や聖なるものとの広がりのある、包容力のある、生きた、愛に満ちた関係性に到達することができます。
● 健康とは、至高の真実を求め、あなた自身の最高の真実を求めることです。
● 健康とは、楽しむ方法を知り、意識的に愛と成功を生み出す方法を知っていることです。

健康を具体的に定義できないように、成功もひとりひとり異なります。世間一般の成功の定義に自分を合わせないようにしてください。そして、病気や障害があるから健康ではないということではありません。五行詩を書いている岩崎航さんは3歳で筋ジストロフィーを発症し、何度も自殺を考えるほど苦しい人生を体験しておられますが、岩崎さんの生み出す詩は健やかで、とても力があり、美しいものです。病む弱い身体を全身全霊で受け入れ、魂が健やかであれば、その人は病気ではないのです。

では、病気とはどのような状態をいうのでしょうか?病気は障害、ブロック、何かに妨げられている状態であり、動きのない単調さをもたらします。通常の健康のプロセスを邪魔する構造体です。

● 健康に集中した状態を混乱させるものです。
● 健康の本質から切り離されることです。
● 秩序のない状態。自分が行きたかった方向性を忘れたときの状態。優先順位をまちがえたときの状態をいいます。
● 病気は何かが機能をしていないということです。病気は生き生きとした感覚を覆い隠してしまう、またはブロックをしてしまう、機能不全あるいは不具合です。

上記のうち、ひとつか、または4つのうちのどれかを組み合わせたものを病気といいます。では、病気になる理由は何なのでしょうか?

病気になる理由

● ハイヤーセルフからのメッセージ
ハイヤーセルフがそれまでに送ってくれたメッセージが聞けていなかったということです。現実の中で注意を払うべきことがあるということを意味しています。
● 意識の葛藤
自分の中の相反する信念や姿勢が停滞と衝突を起こし、その結果、病気になるということです。
● 操作する手段としての病気
何かを得るか、何かから逃げるために、恐れにも続いた操作またはコントロールの手段として病気になることがあります。愛を得るための方法として病気になることもあります。
● 一種の感情解放
蓄積された感情が身体の中で緊張を生み出し、それが病気という形で解放される場合があります。病気は表現されていない感情であり、愛や喜び、幸福感などのポジティブな感情の場合も、心の傷、痛み、恐れなどの制約的感情の場合もあります。
● 身体があなたの望みに協力している
あなたの身体の中のどの細胞も成長したがっているので、そのためにあなたの役に立ち、あなたが欲しいものを与えようとする場合があります。
● 自分で選んだ学びの体験
学ぶ必要があると思っているカルマ的な学びの場合、または、自分に性格的欠陥があり、それを罰する必要があると思っているのかもしれません。

一度、自分の人生を振り返ってみてください。今まで、どれぐらい生き生きとした感覚をもち、愛と信頼をどれぐらい感じていたでしょうか?神的な存在から与えられたギフトを楽しんでいたでしょうか?与え、受け取るという親密な体験をどれぐらいしてきたでしょうか?

病気がきっかけでヒーリングのプロセスをはじめた場合は、この生き生きとして愛と信頼を感じる体験、自らのギフトを世界に向けて表現していく力、寛容な人間関係を築くためのハートの解放……そのようなことを、焦らず、ゆっくり進めていきます。

現代では鬱の方が多くいらっしゃいますが、中には霊的な鬱というものがあり、これは一般的な鬱とは異なります。この場合はとくに、聖なる存在、神との関係性を愛をもって築いていくことが求められているのだと思います。

依存症や中毒症など、慢性的な病気の場合はなかなか快癒しないことで人生をあきらめてしまうこともありますが、少しでも自分を力づける決断をしていけるようヒーリングサポートをしていきます。

神性を生きる健康の指標

1.  最も高次の真実を求めること
2.  人生を楽しむことを知ること
3.  意識的に楽しみをつくりだせること
4.  魂やハイヤーセルフとどのような人生を歩むか決めていること
5.  自分が自分の現実を創っていることに目覚め、重荷に感じず、創造を楽しめること
6.  健康の波動をつくりだしていくこと
7.  よりよく自分の本質に近づいていくこと
8.  より大きな認識と知覚に開いていくこと
9.  感情的・精神的・スピリチュアル的に生き生きとした生き方をしていること
10. 自らを力づける選択をし、マスター性を生きていること

病気とは、自らの才能を排除している状態であり、生きることの喜びから離れている状態といえます。人生の優先順位がズレてしまっていることがあるので、自分が何をしようとしているのか、何を達成しようとしているのかに気づくことが必要です。優先順位が混乱していると、望む現実をつくるのが困難になってしまうからです。

「私はどうでもいいんだ」というメッセージを送っている限り、人生を創るのではなく、人生に引きずられていってしまいます。秩序が整ってくると、未来に向かって自分で歩んでいる感覚が戻り、病気があったとしても否定せず、与えられた気づきと成長のチャンスに感謝をするようになります。

その結果、病気が治ることもあれば、治らなくても上手に病気と付き合っていけるようになります。意識的な気づきを生きると、楽しいことをつくりだし、創造と学びの人生を喜び、家族や友人もプラスの体験を受け取ることになります。

祈りと病気

病気は、人生で何か自分の本質とは違うことをし続けている合図、行く道が間違っているという合図で、だからもう一度、生き生きとした状態、熱意を取り戻しましょうよというメッセージでした。

もし、今あなたが病気のことで悩んでいて、どうしたらいいかわからない、同時に病気を通して何らかの欲しいものを得ている場合は、癒されたいという意図を確かなものとすることでヒーリングが起こります。意図こそすべてだからです。

心の深いところで治りたいと思っていない場合があるからですが、現実の中で欲しいものを病気を通して得て、現実をコントロールしている気持ちになっているからです。しかしながら、実際は自分自身がコントロールされてしまっています。

弱さを使って周囲をコントロールしている自分を認めるのは苦しいかもしれませんが、そういう自分を認めるのも愛です。受け入れないことは愛の抑圧であり、これほど身体にダメージを与えるものもありません。私たちの生きる目的は愛を知り、表現することでもありますから、愛から離れていけば病気はアラームのように警告を発するのです。

どれほど恵まれていても、人生において何の成長もなければこの地上に生まれてきた意味はありません。病気で苦しみの多い人生でも、宇宙は偶然で物事は起こしませんから、病気も大切な魂の計画の一部です。

病気は人の命を奪うこともあれば、大きな手術を何度もしなくてはいけない場合もあります。慢性的な疾病は生きる力奪っていきます。それでも、病気や関わっている周囲の人々はすべて何かに気づかせようとしてくれているのです。

祈りは、その気づきを深め、感謝の想いを人々や宇宙に届けます。自分の病気が治らなくても、同じように病に苦しむ人たちに深い同情を感じ、優しい気持ちが芽生えます。現代には病気を瞬時に治す特効薬もヒーリングもありませんが、それは今、人間が病気を通して学ばなくてはいけないことがあるからです。

RINで行うヒーリングは、コマンドコードという祈りを唱えるようなワークが多くあります。自分で幸せになること、人生を楽しむことに許可を与え、ブロックしているものがあれば取り除き、愛のエネルギーが注がれ、感じることができるように。ハートからその人の最も美しい質が芽生えるように、祈ります。

300年後、病気のない世界

『未来人に教えてもらった病気の秘密』(バシャール、おのころ心平)によると、300年後の地球にはもう病気はなくなっているとのことです。

病気がなくなる未来に至る過程は、まずは自分の中のどんな観念が疾患をつくっているかという相関関係を知るための様々なテクニックが開発され、病気の周波数や健康体の周波数を扱える医療テクノロジーが多く開発されます。そして、個人が並行現実を理解することで一度もその病気をしたことがない自分を選択しできるようになり、やがて、この並行現実の選択が自動的に起きている状態になっていくというものです。

現在でも、病気や症状、ケガがどのような心理・観念を表しているかを診断するテクニックが出てきていますし、RINのワークもそうですが、周波数をあげるヒーリング、そして自分が多次元的な存在であるという理解を広めているマスターたちも世界で活躍しています。

並行現実を自動的に選択できるようになるにはまだ時間がかかるかもしれませんし、未来の病気がどのようになっているのかも言い切れるものは私にはありません。ですが、地球外生命体とのコンタクトはこれからさらに増えていき、地球上で共生と多様性が認められ、霊性地球へとシフトが進むにつれ、病気のない未来も実現するのかもしれません。

現代はその過渡期にあります。

宇宙の神性なプロセスに関わっている面白さと、エキサイティングな創造に。そしてRINのビジョンに関心をもってくださる皆さまに、深い感謝を捧げます。

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