自分の心が世界で一番遠い

穂高養生園にて

 

当たり前だけど

100年後、私はもうここにはいない。

 

だから、思いついたことは何でもしてみたいし

何でも感じてみたいし

お金が、時間が、病気がとか

それを言い訳にはしたくないと思う。

どこでも行ってみたいし、嫌なものでも、

見てみたい。

だけど自分の心が世界で一番遠いよね。

そう思わない?

 

100年後はもういないのに

同じ場所に立っていて

同じ景色を見て綺麗だと思ったりすることって

奇跡的なこと……

同じものに興味を持つとか

出会うとか。

出会いに何らかの「利益」を求めたとき

出会いの精神的な意味が薄れる。

 

笑っていても普通なようにしていても

実は恐れの記憶をたくさんの抱えている人って

多いと思うけれど

それもアナタの愛おしさだと思うよ。

 

穂高養生園に来ています。

ここでは時間がゆっくり流れていきます。

 

またね♪

2017-05-08 | Posted in 日々のことNo Comments » 

 

GINZA SIXへ〈後編〉~占星術的に見ると・・・?牡牛座&蠍座フューチャー!愛と資本主義がテーマ??!~

 

GINZA SIX後編です。

さっそくですが、正直に感想を言うと・・・・・・もし何か買うつもりでお金を持って行ったとして、何を買えばいいかわからない(^-^;

短い時間だったので、きちんと見れなかったというのもあるのですが、そこそこの品質のものがあらゆるジャンルにわたって揃えられているのですが、私のような作家の顔が見えそうな個性が全面に出た作品が好きな人からすると、「これ、いいなぁ」とシックリくるものがないのです。

高級ブランドなどは最初から手が出ないので、主にライフスタイルコーナーを見ていました。規模はGSIXより小さいのですが、同じ銀座のTOKYU PLAZAや日本橋のコレド室町の方が、知らない名前の工房や作り手でも「こんなのあったんだ!」というような驚きがあって物たちとのよい出会いがあったように思います。好みの問題なのだけど・・・・・・ね。

だけど、強く一個一個の個性が出ていない分、風サインの人は見ていて楽しいかもしれません。私も風が強いので、たくさん知らないものを見れたことは楽しかったです。

ブランドものに惹かれないので、輸入食品を見ていたら異国のただの缶詰なんかが面白くて。見慣れないせいか、パッケージがオシャレに感じました。

 


これはキャンディーだよ
かっこいい~

 

 

帰宅してから、GSIXって何を目指しているんだろうと思ってチャートを立ててみたら、なんと太陽牡牛座、MCが牡羊座です。チャートを作るまでいつオープンしたか知らなかったのですが、4月20日ですから太陽が牡牛座にイングレスしてすぐにオープンしたのですね。

 

GINZA SIXのホロスコープ

 

それにAcsが蟹座なのですが、あれだけハイブランドを取り揃えていて、アミューズメントパークのように入りやすいと言えばそうだし、蟹座は伝統や因襲を愛するので、日本の伝統文化にクローズアップしているのも蟹要素のひとつなのかもしれませんが、何より地下3階には観世能楽堂まであります。

開けているけれど、価値観を同じくする人たちとつながりたいのでしょうか?

それにしても・・・このGSIXはあくまで皆が認めるブランド名で注目を集めていて、海外の高級コスメもそうですが、有名和菓子店の限定スィーツや日本初上陸の海外のパン屋など、こういうブランドの力で大きくなっていくのって非常に蠍座的というか冥王星的だと思って、でもフタを開けたら牡牛座の1度に太陽と水星のコンジャンクションです。

開けていて、ブランド嗜好に見えて、実は豊かな美しさを展開し、強烈な個性を発揮し、それを堂々と表現し続け、そして牡牛座ですから何より流行や世間の価値観に流されない。時を経ても変わらない価値を生み出そうとし、それを現実的で地に足のついた思考や言動で、いっそ革命的なまでにアイディアを発信しようとしている。太陽と水星と天王星が一緒にいるので・・・

しかもMCが牡羊座なので、自ら社会の文化やムーブメントを起こし、それを牽引していく。

 

入りやすい建物ですが、中も蟹座的に庶民的かと言うと、ガラスと白と金色をベースにかなりゴージャスな造りです。13階にあるレストランは値段も高めで、かなり攻めの姿勢。お、牡牛・・・・・・!きっとそれほど経済的に余裕がない人なら、中を見て食事は外でとるのではないでしょうか?

さらに偶然かもしれませんが、天井から吊るされた草間彌生さんの南瓜の巨大オブジェ。草間さんは牡羊座の前衛アーティストです。明確にオープンからMC牡羊座を意志しているかのように思えてなりませんでした。

 

GINZA SIX 草間彌生の南瓜のオブジェ

 

 

となると、私が思った「蠍座的」というのはミクロな視点から見たらということで、きっとGINZA SIXは建物まるごと、存在そのもので牡牛座になろうとしています。

MCのディスポジターを追うと、火星→金星→海王星ですから、アートと文化の発信地というコンセプトを積極的に今後も展開していきそうです。GSIXそのものが価値になるというのが目標でしょうか。

 

これだけ牡牛座が強いと、先日、占星術家のルシエルさんのお話に牡牛座と蠍座の関係はお金・物質と絆の関係と同じというのがあったのですが、そうなると物や楽しみを提供する施設として、国民や宗教的な意味も含めた私たちの絆をどれだけ結べるかが重要なテーマになってきます。

それがわかっていて日本文化をヒューチャーしていたらスゴイですね。

 

ところでルシエルさんの話によると、経済はもともとオカルティックで快楽や悦楽が金銭になりうるというとのことでしたが、そういったことって、それこそ80年代に岡崎京子さんのような時代を鋭く見抜く目を持った人が作品で描いていて、彼らからしたら80年代の時点ですでに「今さら、愛と資本主義なんて言うのもナンセンス」という意識だったと思います。

でも、岡崎さんの『ヘルター・スケルター』も近年になって映画化したし、漫画はまだ売れ続けているし、そういった鋭い人たちが見抜いていたことが30年くらいたって誰もが意識できるようになってきなのかもしれません。蔦屋にも岡崎京子さんのコーナーが全面に出ていました。

 

2年後に天王星が牡牛座に入るころ、GINZA SIXの個性にスポットライトがあたるのかも・・・・・・

 

そんなことを思った今日です。

読みに来てくださり、どうもありがとうございました(*^^*)♪

 

 

けっきょく本屋と雑貨屋をウロチョロして、フードコーナーは人の多さにあきらめて帰りました(^-^;

 

GINZA SIXへ〈前編〉~思いがけず蔦屋で興奮するの巻~

GINZA SIX

 

 

GW最終日、お天気に恵まれた休日でしたね。

私は療養期間でもあったので、あまり外出はしませんでしたが、具合がよくなってきた4日にGINZA SIXへ行ってきました。4月20日にオープンした話題のスポット・・・・・・ということなのですが、うちにはテレビもない上、情報誌もあまり見ないのでまったく知りませんでした(^-^;

行ってきたよ、という人の話を聞いて興味がわいたから、散歩がてら私も見てきたよ♪

感想と、占星術的にGSIXを見た話を書きたいと思います。長いので前・後編に分けますね。

 

フロアに入ると、吹き抜けで上階まで見渡せる構造、話題なだけあって、たくさんの人がいました。エレベーターも列ができちゃうくらいでしたよ。

私はチラシを見て、ハイブランドの洋服や化粧品は買うことがないだろうから、まずは6階の蔦屋さんに向かいました。代官山の蔦屋みたいにすごいとのこと・・・・・・代官山の蔦屋に行ったことないけれど、こんな感じです。

 

GSIXの蔦屋

 

仏像写真や日本刀、桜の写真集など日本の文化を大々的にクローズアップしていて、他のフロアも日本の文化をテーマに扱っているものがあったので、GSIXの試みのひとつなのかも。

それで、この蔦屋でね、、わりとサラッと見て下の階に行く予定だったのですが、思いのほか盛り上がってしまいましたのです。

まず、サイバーパンク特集という言葉が目に入り、ブレードランナー、攻殻機動隊、名作SFはウィリアム・ギブソンから最新作まで。さらに大好きな伊藤計劃のコーナーも!

この時点で「キャーッ!(≧∇≦)」って・・・・・・なっていたと思います(笑)

 

 

なぜ今ブレランか、と言うときっと、10月に二作目である『ブレードランナー2049』が公開されることと、レプリカントのロイが生まれたのが2017年だからじゃないかと思います。この雑誌は買ってみたので、時間があるときに読んでみますね。私も2049を観るまでは死ねない!

 

そして写真集フェアだったみたいで、世界中の写真集が集まっていました。

私は写真がとても好きなので、ここを見ているだけで楽しくてあっというまに時間がすぎてしまいます。しかも料理本も外国のものが置かれていて、これがまた写真がカッコいいのです。生活そのものがアートみたいですね。

 

 

英語は読めませんが、見ているだけで楽しくなります。

アート系の出版社のものはピンクの箱入りだったり縁が金色だったり、遊び心満点です(*^^*)♪

 

そして、日本の写真家のコーナーもあったのですが、私が大好きな沢渡朔さんの写真集があって、しかも80年代に現在は人形作家である四ツ谷シモンさんが役者をやっていたころのもので・・・・・・こ、これは興奮しましたーっ!

 

沢渡朔写真集 Simon,The Actor

 

その名も『Simon, The Actor』

「お前たち、今夜は無傷じゃ帰さないよ」と登場するや観客に言い放ったシモンさん、乱闘で寺山修二を殴って、寺山に「シモン、話せばわかる」ってなだめられたシモンさん。

80年代、演劇が血気盛んだったころ。アヴァンギャルドで、犯罪のにおいがして、エロティックで、最高だった・・・みたい。80年代、よく知らないのです。残念・・・・・・

 

そんなこんなで蔦屋の段階で1時間半くらいたってしまって、夕方には出なくてはならなかったので、あきらめて下の階に行きました。

私は写真ばかり見てましたが、他の本ももちろんあります。

あ、占いは、聞いてみたのですが「当店ではそのジャンルのものは扱っていません」とのことでした(^-^;

 

そうなんです、この辺からわかってきましたが、GSIXはけっして牡牛座的にコアでマニアックではありません。海外の人も来れるように視野に入れて、さらに本屋はどちらかと言うとアート好きな方やデザインを仕事にしている人には嬉しい取り扱いだし、ハイセンスなブランド嗜好なんですね。高級ブランドが241も入っているそうです。この華やかさは牡牛座的と言ってもいいかもしれませんが、あくまで力のある、皆がいいよと認めるブランドの名前が重要なあたり蠍座的です。

 

次回は他に見たフロアと、占星術的な視点から見たGSIXのお話しをしようと思います。

 

 

 

食べることをやめると体内の火星が活性化する?!~nicoラボさんの火星プロジェクトより発案~

ポルトガルのツナ缶たち
ポルトガルのツナ缶たち

 

現在、食に関する常識が変わりつつあります。

一日3回、30品目を食べることが健康に良いとされ、誰に聞いても医者や栄養士に聞いても、「ちゃんと食べなくては健康になれない」と、そう言われて私たちは育ちました。

それが近年、人間はそんなに食べなくても生きられるし、逆に過食になることであらゆる病気の原因となる、そのようなこと柄が医学的にも証明され、一日一食や超微食で暮らす方、ファスティングを行う方、中にはまったく食べないという方まで現れるようになりました。

私がたまに言葉を引用させていただいている弁護士の秋山佳胤さんは、現在まで9年間なにも食べず、さらには水分もとらないで生きていらっしゃいます。実践思想家の山田鷹夫さん、鍼灸師の森美千代さんもほとんど食べることはないそうです。青汁一杯で20年以上生きていたりします。

そうして彼らはとてもフットワークが軽く、健康で、疲れることもなく仕事や趣味を楽しんでいます。彼らは宇宙に充満するプラーナのエネルギーを食べている不食者であって、断食をしているわけではない、ライトイーターと呼ばれる人たちです。

 

簡単に空腹がもたらす10の利点をあげてみると・・・・・・

①自己治癒力を呼び覚ます

②空腹が快感になる

③頭が冴えわたる

④万病の原因“血液の汚れ”を浄化

⑤最強のデトックス法

⑥体の悪いところが分解・排出していく

⑦遺伝子を活性化する

⑧スタミナ抜群になる

⑨免疫力が高まる

⑩老化の原因“活性酸素”を減らして若返る

(船瀬俊介『3日食べなきゃ、7割治る!』より抜粋)

このような「宝物」が小食により得られるとのことです。

 

これを読んでいて思ったのですが、小食・不食により得られる精神的・肉体的な利点は、私たちの体内の火星を活性化するようなものではないかと。

 

心理占星術家のnico先生は、現在、火星のサイクルを活かした新しライフプランニングである火星プロジェクトを推進されています。

火星は古典では凶星とされ、一番人気の金星に対して、スポーツや営業などをしている人でもない限り、それほど歓迎されないきらいがあります。とくに女性は金星が得意な方が嬉しいですよね。

ですが、自分の火星を知り、上手に扱えるようになることで、在り方はしっかりして生きやすくなるし、火星の2年の周期を意識して活動すれば個人の欲求に到達しやすくなるそうです。個人天体の最後ですからね。

新しいものを開拓し、新しい分野を切り開く。意欲を駆り立てるものでもあるので、鬱や統合失調症、ドーパミンの不足により起こるパーキンソン病の改善なども期待できる。

 

そのように、火星を意識することで、元気に楽しく、またストレスにも簡単には負けない強さの身につけ、自分の夢や理想を実現するエネルギーになってくれる。

そんな火星プロジェクトですが、興味のある方はnico先生のブログをお読みください。こちらから火星ワークシートの購入やイベントの情報、その他のお問合せができるようになっています。現在は双子座火星期ですが、この時期の過ごし方などアドバイスもされていますよ(*^^*)

nico先生のブログはコチラからどうぞ

 

ついでに火星PVもはっておきますね(イツカ作成・・・笑)

 

 

 

 

そして、体内の火星の話ですが、Inside the body activation Mars power・・・・・・とでも言えばカッコいいでしょうか(英語で言えばカッコいいと思っている?!)

ようするに食を減らすことで体内の火星が活性化するということです。

免疫力や自己治癒力があがるだけではなく、遺伝子が活性化するなど目覚ましい話ですね。

 

そして、「INとOUTの法則」というものがあるのですが、これは「入れたら出す、出したら入れる」ということです。私たちの宇宙は、呼吸をもっとも生命の基本として、この法則で成り立っています。それを、今の社会は気持ちよく幸せにしてくれるものはたくさん提供されているので、金星的なものを入れてばかりで火星的に出すということをしないと、毒素も滞留するし、思ったことを言えなければ心もウツウツとしてきます。

なんでも、生命体は入ってきた異物を外に出す働きを持っていますが、これは細胞ひとつひとつにも同じことが言えて、食を減らすことで毒素の排出を加速することができるそうです。

薬や食べ物、化粧品、住宅など、私たちの周りは環境毒と言われるもので溢れていますが、この毒素は脂肪に蓄積され、そして何年も排出されない。それを小食生活によって、加速的に毒素を排出することができる。

 

さらに詰まった動脈もきれいになり、血管が元気になることで若返るとか、腫瘍細胞も消えるとか・・・・・・これからもっと注目されてくるのが小食・不食といったライフスタイルなのだと思います。

2年後に天王星が牡牛座に入りますが、こういった食の分野でも革新的な変化が社会のムーブメントとして起こる予感がします。

 

おもしろいのですが、私たちの肉や骨といった体細胞は赤血球が変化したもので、食べものが供給されないことで肉や骨は血に戻っていくそうです。こうしたエネルギーの変換を『自己融解』と言いますが、火星は血液の中の鉄分、血液循環により酸素を体内に行きわたらせる役割をしていて、鉄分は赤血球と共に運ばれます。

体内の火星を活性化することで、病気の改善や健康の増進に役に立つのですね。

 

ちょっとこの話はこれから自分で実験したり考察を深めていきたいと思います。

それに、楽しく食べるお食事や、皆と喜びを分けあう食事は何より心の栄養なので、「やめましょう!」という話ではありませんよね。

楽しんで、食べ物に感謝して、必要な分を心と体が喜ぶ形でいただいていければ、素晴らしいことです。

 

それでは、残り2日、よいGWを!

読みに来て下さり、どうもありがとうございます(*^^*)

 

 

ポルトガルのツナ缶
味わって食べよう・・・

 

一番いい時代の私をあなたに預けます~ふたりの星をあわせて物語を紡ぐ、相性診断~

相性診断 好き?好き?大好き?
彼「嘘をつくくらいなら 死ねたらと思うよ」
(無言)
彼女「ほんとうに 好き? 好き? 大好き?」

 

 

 

もう あなたとは会えません

その一行に逆上したオレは
手紙を引き裂き、公園のくずかごに捨てた。

━━島田雅彦『手紙の蘇生』より

 

 

暑いくらいの日が続きますね。

今夜から東京では雨模様みたいです。昨夜は膨らんできた綺麗な月を見ていました。

 

ここのところ体中に痛みがあって、持病からくるものなので「また例のヤツが来たな」というくらいのものなのですが、しばらく活動が思うようにできず・・・・・・。それが、月が獅子座に抜けたあたりから少しよくなってきたので、昨日今日と外に出ることができました。

痛みもせずに普通に歩けるって幸せなことですね。

 

一歩一歩、ゆっくり歩いて、そして夕方にプランタンでお食事をしました。あまり食べていなかったので、もっと消化に良いものがいいのかもそれませんが、お店に人がたくさんざわめいていて、そんな人いきれの中に自分も混じっていたかったのだと思います。

TOP写真のものだよ~(*^^*)♪

アボカドと小エビのサラダ&フレンチトーストです!ふわふわでした・・・・・・!

 

 

今日は、前にも書いたけれど相性診断についてのお話です。

相性というのは、片想いの人や恋人だけではなく、夫婦、親子、友人、会社の人なども含みます。恋愛に関した質問が多そうですが、どの関係も大切なものですよね。

この相性はシナストリーと言いますが、なんとギリシアの昔から相性の秘密に迫ろうとして開発されてきた技法なのだそうです。

 

とても楽しいし、もちろん当たるし、星をもとに恋バナをすればやっぱり盛り上がっちゃいます。私も気軽に聞かれるのは恋愛関係が一番多いように感じます。

 

だけど・・・・・・

相性って、その時期の心や体の状態、その人を取り巻く環境、年齢など様々な条件で変わっていくし、ふたりの間で起こる有機的な化学変化な上、好きになることに何の定義もない非常に個人的なものなので、本気で読むとしたら繊細な作業が必要です。

人間の心の機微って、本当に複雑ですよね。

 

それでも、トランジットは過ぎていくけれど相手の人とはずっと一緒にいることもあるので、よい関係を築くために星を有効的に読んでいきたいですね。

獅子座の月と射手座に木星がある子どもでも、親子のシナストリーで伸び伸びとできない場合もあります。こんなとき、どうすればいいか考えるきっかけになります。この人といるとボケキャラなのに、あの人といるとしっかり者になっている自分、この人には嫌味を言っちゃう、あの人といるとなぜか体調が悪くなってしまう、などなど・・・・・・

 

自分のMCに相手の木星が重なると、その人がいい仕事を持ってきてくれるなど恩恵に預かれる可能性大なので、仕事相手としては嬉しい。

そして月の相性はとても大切ですね。月同士の関係がふたりの間でどうなっているか、互いの月に相手の天体が何か関わってきているか。月はすぐに感じます。その人といると苦しい、緊張するみたいにです。相手の印象を互いに受けとるのは月なんです。自分の月を通じて、相手の印象は月を媒体にしてしか受け取れないのです。

ツィッターなんかは相手の太陽と水星が発信しているものを、自分の月で受け取っている形になります。

 

アスペクトも、ソフトなセクスタイルなら良いかというと、楽しいけどけっこう疲れもするのがセクスタイルです。冒険行こう~!という火に風が探検の地図を与えたばかりに死ぬ思いしたり。一緒にいると掛け値なしに楽しいけれど、実はふたりとももう帰りたいと思っていたりします(笑)

 

ではハードなアスペクトだとどうかと言うと、ぶつかるけど成長のチャンスだったり、ブレークスルーを与えてくれたり、何より対人関係は個人の成長を大きく促すものでもあって、誰だって葛藤したり疑ったり傷ついたり傷つけたりしながら、成長していきますよね。

それで、いつもケンカしているけどずっと一緒にいるふたりもいますし、漫才などのコンビニはオポジション、スクエアのふたりが多く見られるようで、つまりたくさんのことを経験して星が成熟していけばハードなアスペクトも「味」になります。いい感じのノリツッコミの夫婦とかかな(*^^*)

 

このようにとても楽しいのですが、占星術を何十年もやってきた先生でも、シナストリーは母子関係までさかのぼらないとわからないとも言うし、難しいものですね。ギリシアの頃から研究されつづけているのも納得です。

 

シナストリーはSynastoryですが、これはSynとAstryという言葉の合成語で、Synは「合わせる」「統合する」、Astryは「星」という意味、つまりシナストリーは、お互いの星を見比べ、ふたりの星と星をあわせて、そこから一つの物語の紡ぐこと。

アスペクトはラテン語で「見ること」「注視」を意味するAspectusに由来していて、シナストリーにおいては互いの星と星がどう見つめ合ているかを調べていきます。

 

鏡リュウジさんの『占星術夜話』で知ったことでもあるのですが、互いの星と星がどう見つめ合っているか調べて、ふたりの星をあわせ、ひとつの物語をつむぐなんて、ロマンチックな作業ですね。

 

 

今回、冒頭にあげたのは島田雅彦さんの『手紙の蘇生』という詩です。

「もうあなたとは会えません」の一行に逆上して公園のくずかごに手紙を投げ捨てた、それは関係を葬るためのオレの儀式なのですが、不貞寝しようとしてもどうにも寝れない。どころか指先に手紙を裂いた感触が強い抵抗を持って蘇る。彼女・・・雅子を裂いたわけでもないのに・・・・・・

 

鴉がたむろする公園に舞い戻り、
ゴミ箱をあさり、手紙の紙片を残らず集めた。
夜霧に湿った紙片は彼女の肌の感触に似ていた。
千切れた皮膚を持ち帰り、ベッドで雅子の蘇生を試みる。
ケチャップや飲み残しのコーラの染みがついた皮膚を
セロテープでつなぎ合わせる手術をやり遂げると
不思議な充実感があった。
流れるような雅子の筆跡にはひび割れが生じ、
たどたどしい文面に変わっていた。
最初に読んだ時には感じられなかった雅子の逡巡が
にわかに浮かび上がってきた。
そしてオレは見過ごしていた末尾の一行に釘付けになる。

 

一番いい時代の私をあなたに預けます。

 

オレは今まで止むに止まれず、
ここにはいない雅子を愛し、毎夜、夢に呼び出し、
その幻に自分の言葉を与え、
自分の欲望を吹き込んできたではないか。
今さら、それを止めることなどできようか?
オレは失恋したわけではないのだ。

 

 

悲しいし、うまくいかないことも多いけれど・・・・・・

恋愛とかね、

痛い目見たのにまた繰り返したり、でも生きてるって感じはするよね。

 

こういう痛い思いしてるのにバカみたいに何度も繰り返してしまうもの、恋愛以外にもあるけれど、そういうのから全部卒業したら、、

 

生きるの楽そうだけど、退屈かもしれないなんてちょっと思いました。

 

 

ではでは、読みに来て下さり本当にありがとうございます(*^^*)♪

 

 

読みに来てくれてありがとう!

 

2017-05-06 | Posted in 占星術No Comments » 

 

射手座土星の逆行と12月の土星山羊座入り~社会の成功願望と脱スピリチュアル~

クロノス神

 

 

5月に入りました!

私の周りはGWも仕事をしている方が多く、やっかいな仕事が持ち込まれて休み返上など大変忙しそうです。私はといえば忙しさよりもプリンターが印刷できなくなって急遽修理に出したり、PCをWi-Fi接続に変えようとしたもののPC関係のことにうとすぎて頭を悩ませていたりしました。

詳しい人に「子機」が必要だよ、と聞いてAmazonさんで取り寄せ、不安に思いながらも接続してみたら、ちゃんとネットつながってくれて一安心です。そうしてブログを書くことができるようになったのでした・・・・・・(^^ゞ

ちなみにプリンターは私がインクを交換したとき、剥がさなくてはならない黄色のテープを付けっぱなしにしていた為にインクが出なかったのでした。マヌケです。

 

 

Wi-Fiにつながりました!

つながりましたー!

 

 

3月28日から土星と逆行した金星がスクエアを形成して、4月7日には土星も逆行をはじめ、9日くらいにスクエアの緊張はピークに、11日には水星も逆行を開始、16日に金星は順行に戻ったものの、20日くらいに再びスクエアがタイトに・・・・・・と、仕事、経済、人間関係(とくに愛情に関して)に葛藤や思ったようにいかないといった問題が生じやすかった時期です。

そして今、水星も逆行を終え、5月5日には金星と土星のスクエアもゆるくなってきます。

最近の皆さんの流れはどのような感じだったでしょうか?

逆行した金星は魚座に戻ったので、愛され商売、つまり人気が収入に直結する仕事(水商売など)の方は、けっこう苦しい時期だったかもしれないと思っているのですが、こういうのはどうなのかなと気になります。あと不倫や浮気の相談が増えたかもしれません。

 

私は4月の半ばくらいまでは淡々とした日々でしたが、末あたりから頭を悩ますようなことが続きました。もちろん、星の影響もあるにせよ、すべての問題は私に起こったことも私以外の人が起こしたことも、全部私の中から生じたことだと考えています。自分の中の未解決の問題に気づかせてくれたのですから、悩み事や困ったなと感じる人には感謝しなくてはいけません。

・・・・・・なんて言うとカッコいいかもしれませんが、苦しい最中にはシクシク落ち込んでいたりしますね(笑)

 

土星はギリシャ神話のクロノス神で、TOPの憂鬱そうな顔をした写真がそうですが、自分の命を狙うかもしれない子どもたちを次々呑み込んだ冷酷無比な神とされる一方で、一部の伝承では慈悲深く有能な王であったという話もあり、豊穣の神であったクロノスが王であった時期が最も幸福な時代であったとされています。

ローマ神話ではサトゥルヌスと同一視されており、人間に農耕を教え、法律を制定した王です。両方の神話で高く評価されているクロノスですが、ゼウスをはじめとする後の神達によって著しく評価を下げられてしまったとも言われます。憂鬱にもなるかも・・・・・・

 

 

そんな土星がここ2年くらい射手座にあり、今は逆行しているわけですが、蠍座の土星のときに内にグーッと向かってた力が射手座で一気に解放されて、でもその分、現実的な困難にぶち当たって、何を信じたらいいか、改めて自分の信念について問い正さなくてはいけない時期でもあって、ゆらいだ自信を押し隠すようにムキになって自己を打ち出しても、そんな虚勢は剝がされてしまう、、

土星は曖昧なことを許してくれませんね。

 

私はまだ読んでいないのですが、リズ・グリーンの『サターン 土星の心理占星術』には射手座土星は9ハウスと同じ意味があるそうです。信念と宗教と旅の部屋。この時期、スピリチュアルに癒しを求めてハマった方は多いはずです。

それが現実に根差したスピリチュアルならよいのですが、パワーストーンで潜在意識の傷が癒えたとか、仕事が成功したとか、出会いがあったとか、成功の法則系の中にも地に足がついていない、つまり成功するためには成功している人たちと付き合いなさい、のようなアドバイスがなされているものなど・・・・・・短期的に成功しようというその願望自体が不幸の道なのに、社会の成功願望に引っ張られてしまったり、何でもかんでもアセッションしましょうとか・・・・・・そうして現実的な大きな問題にぶつかって、スピリチュアルなエネルギーを外に放出すればすべて解決すると思っていた分、打たれ弱い自分に気づいたり・・・・・・そういった難しさに出会った射手座土星なのではないかと思います。

前回、1987年の射手座土星のときにはオウム真理教が成立し、8年後に冥王星が射手座に入ったときには地下鉄サリン事件が起こっています。

 

 

何をやっていてもいいのです。

パワーストーンでも、スピリチュアルなアロマテラピーでも、パワースポット巡りでも、占いでも。それで元気が出るなら思い切り楽しんでやればいいし、本当に自分の大切なものならば、真摯に勉強すればいいですよね。ただ、それで「癒された~」となってしまうと、私たちは自分自身に直面しなくなってしまう。そこには社会意識=土星がないのです。

癒しとスピリチュアルのツールには、その多くに古くからの伝統があります。ただそれは、あくまで自分を助ける補助としてのもので、悩みや苦しみといった問題に向き合うのは自分自身でなくては、結局は同じ問題を繰り返してしまう恐れが大きいのです。

 

12月に山羊座に土星が入れば、土星はホームに帰ってきたことになります。

山羊座は地の最後のサイン。最高の感覚器官を築き上げるサイン。ここで私たちは土星を本当に実のあるものにしなくてはなりません。

毎年、事業計画をヒーヒー言いながら作っているけど、銀行の融資を受ける以外にどれくらいビジネスの経済的な面に有効的に使えているのか?、あるいは、管理、管理といっても管理されて嬉しい人間なんてほとんどいないわけで、新しい、人を本当に生かす管理の仕方を編み出すことが必要・・・・・・など。

 

山羊座には冥王星もありますし、まさか本当に伊藤計劃の『ハーモニー』みたいに大災禍のあとに揺り動かしが起こって、水瓶座のグレートコンジャンクションで徹底的な調和と平和の管理福祉社会が訪れる・・・・・・とか。

いえ、本当のスピリチュアリティを自分の中で育てていく機会なのだという見方もできるはずです。未来を占ってもいいし、どんな流れが来るか知ることでうまく宇宙のエネルギーを利用したり、冷静に対処することができるという人もいると思うけれど、だけど、未来は現在の続きですよね。

未来には現在が含まれています。

 

だからまず、今日一日、励んでみましょう。

一歩一歩、ときに三歩進んで二歩戻りながら、です。

 

 

読みに来て下さり、本当にありがとうございます!

 

今日は銀座に行ってきます。

何を体験するか楽しみです。

 

それでは、また(*^^*)

 

 

 

2017-05-04 | Posted in 占星術, 星とこれからの時代No Comments » 

 

あなたを満たすベスト・パートナーは?〜誰かに不満や不完全さを感じたときに〜

あなたを満たすベスト・パートナーは?

 

 

 

平凡な人生を歩むこともできるのに、

傷ついたり傷つけられたリ、殴られたり病気になったり、
経済的なピンチになったり修羅場を経験したり・・・・・・

そしてどこかで救いの手が伸べられて、今こうして生きてたりするような、
辛い人生の人ほど魂は欲張りなんですって。

わざわざ魂がそういう脚本を書いて生まれてくるから。

 

人を求めているのに、いつもうまくいかない人も、きっと魂が欲張りなのかもね・・・・・・

 

占星術で好みのタイプや相性を見ることはできるけれど、
その前に一度ひとりになって、自分の心に聞いてみましょう。

 

「あなたは、どんなパートナーがいたら満たされますか?」

 

理想の恋人、理想の友人、理想の家族、理想のビジネス・パートナー……

 

そんな完璧な相手なんかいないし、自分だってこんなだから人のこと言えないし、
出会いがないし、人付き合い苦手だし……

という意見はひとまず置いて、わがままに自分の願望をあげてみよう。

 

・どんな私も見捨てないであきらめないでいてくれる

・私の話をちゃんと聞いて、側にいて、お話ししてくれる

・さびしいとき抱きしめてくれる

・見返りのない愛情

・無視したり感情的になって怒らない

・いつも私のことを一番に考えてくれる

・弱っているときは甘やかしてくれる

・嘘をつかない

・私が大切にしているものをないがしろにしない

・私が大切なものの良さをわかってくれる

・私を褒めてくれる

・いつも笑顔で元気づけてくれる

・かわいい、知的、スタイル抜群

・家を守ってくれる、料理も上手

・聡明で控えめ、近所づきあいもスマートで自分を立ててくれる

・将来性がある

atc……

 

 

なんかもうシニカルで努力家な人が見たらイラっとしそうな感じですか、
私たちの心の中のインナーチャイルド、占星術で言うところの月は、ワガママなのです。

世間の常識だとか道理だとか意に介しません。

私たちが満たしたくて、どうしようもないものだもんね……

 

私は、こういうふうに自分の心に話しかけてみるのはとても大切なことだと思います。

正直に、自分の内側から湧いてきた感情は、インナーチャイルドの声でもあります。
無視してしまうと、また傷が深くなって泣いてしまいます。

無視し続けていると、やがて「どうせ私なんか誰にも愛されない」、
「私が何をしても誰も目に止めてなんかくれない」「何をやってもうまくいかない!」

……そんな声で心がいっぱいになっちゃうんだよ。

 

ときに、自分が人を傷つける激しい感情を持つことや、
強い怒り、誰かに対する胸が痛むような想いに気づくこともあります。

私は最近、ある人とのメールのやりとりで、淋しくないその人を前に、
とても淋しい自分に気がつきました。

昔感じた感情にフタをして閉じこめていたから、
また水底の澱が湧き上がるように、私の意識に昇ってきたのですね……

 

「淋しい」とは、木が2本立って泣いているから淋しいんだよ、
とはよく言ったものです(by寺山修司)

ひとりぼっちで寂しいのは当然だとしても、二人でいるのに淋しいのだからね、、

 

 

誰かとの間に不満や不完全さを感じるときに、
感じることや願望は、

私たち自身に、いちばん足りていないもの、
どうしても満たしたいもの、

まずは、相手に要求したり
自分を「ダメなやつ!」といじめる前に

自分の欲しがっているものを自分で与えてみよう。

 

あの人の腕に抱きしめられたいのだから、
自分ひとりでは満たせるはずがない

そう思うかもしれない。

あの人というのは、好きな人でも、
お母さんでもいいけれど、誰か自分でない人・・・・・・

 

それでもまずは、

あなたと、あなたのインナーチャイルドが完璧なパートナーシップを
取り戻すとところからはじめてみよう。

 

やがて、あなたが取り戻した関係を、
外の誰かとも築けるから・・・・・・

 

恋愛で辛いときは
ついアドバイスをしてくれる誰かを探したくなってしまう。

占いに行ってしまう。

 

何をしていてもいいけれど、

あなたとインナーチャイルドの関係を取り戻してみてね。

 

またね。

 

 

2017-04-30 | Posted in 心と体のケア・ワークNo Comments » 

 

これからの時代と占星術

本当の癒し、本当のスピリチュアリティー

 

こんにちは!

もうすぐ4月も終わりですね。今日はもう、5月を感じさせる陽気です。詩人の谷川俊太郎さんが5月と9月の空は特別だと言っていましたが、本当に私もそう感じます。緑は萌え、植え込みの花もファッションピンクに色づくような、植物にとってはサイケな季節。力強い植物の生命力。

 

そんな生き生きとした季節を前に、私はといえば思い悩むことも多く、天体と星座の精油をブレンドしてミストなどを作っていました(TOPの写真のものです)。このミストやボディクリームに使う精油のブレンドは、占星術アロマテラピーのメソッドをもとに調合しますが、私はもう少し細かく複雑にネイタルチャートやトランジット、ソーラーアーク、プログレスなどを読んでブレンドします。精油の調合など気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

ところで、皆さん、ここのところ仕事や恋愛などでどうもスムーズに行かないな、ということはありませんでしたか?

少し前に金星が逆行して魚座に入り、その金星と射手座の土星がスクエアを形成しました。これは浪費のアスペクトという見方もあるようですが、やっぱりお金の流れが滞ったり、とくに土星が社会、つまりビジネスを表すので、仕事面で金銭的な問題を生じたりしなかったかな、と思います。

また、恋愛や心ひそかに気に入っている人、もっと本音を出して付き合ったり、甘えたり、親密になりたい人、夫婦関係も含めてパートナーシップに何か辛さを感じたり・・・・・・素直になれなかったり意固地になったり。金星の逆行は自己価値に不安を感じさせますから、この時期、仕事やお付き合いの面で自分に自信がなくなってしまった方も多いのではと思います。

 

私もそうで、逆行時より順行に戻ったここ最近の方が仕事で思い悩むことも出てきて、ホ・オポノポノのヒーリングツールを使っていましたが、どこかでそのヒーリングの結果よくなる自分を期待していました。

期待すれば現実の自分と間にギャップが生じます。理想との間で慢性的なストレスが生じますし、体にグーッ力が入っていては、自然なエネルギーが流れるはずがありませんよね。

 

 

そして、金星と土星のスクエアですが、これは占星術家のルシエルさんのツィッターで知ったのですが、キロンが金星と重なっていたそうす。どういうことかと言うと、金星や愛情面での悩みや滞りはあるけれど、同時にそこから執着を手放すような星の力が働いているとのことです。

なかなか、期待や執着は手放せませんが、話せないときは全力でそんな自分を感じるしかありません。うまくいくことを期待して手放して感謝している自分を作っても、それは犬の感謝にすぎないからです。

 

そんな金星も5月に入ればスクエアも緩んで、流れが出てくるのかもしれませんし、双子座に火星もあるので忙しくなる人もいそうです。

私も来月、チョロチョロしそうです(笑)

 

 

ところで、占星術は未来を読むための有効なツールにもなりますが、実は私は、今この瞬間を、今日一日を励んですごしたいので、以前は世の中の流れを読む未来予測にあまり興味がありませんでした。家にテレビもずっとありませんし、ネットでニュースを見たりすることも少ないのです。それでも世界的な経済危機や戦争、犯罪などはつぶさに情報として入ってきます。

せっかくなので、これからどういう時代が来るか、そして私たちが豊かに生きていくためには?を私も考えてみたいと思います。ご興味がありましたら、ご一緒してくださると嬉しく思います。

どうぞよろしくお願い致します(*^^*)

 

まず、2019年3月6日に天王星が牡牛座に入ります。今から約2年後です。

私はnicoラボのnico先生のもとで学ばせていただいているのですが天王星牡牛座時代には手に職がないと生き残れないとのことす。あと2年、将来を不安に思うたちで、確証はなくても少しでも安心したい方は何かスキルを身に着けておくのもひとつの手です。ただ、自分の本質に合わないことをやっても、豊かにはなれません。

私は以前の記事で、ニュートラルにやっていきたいので、手に職があることを=良、善、光とは見るつもりがありませんが、時代としてはやってくるのかもしれないですよね。

 

そして2020年の水瓶座で起こる木星と土星のグレートコンジャンクション。向こう100年は風の時代が続きます。

それにしても、天王星が地の星座である牡牛座に入ることや、風の時代が来ることって、私たちは自分の知っていることしか予測ができないので、もしかしたら自分たちの知らないカタチで天王星・牡牛座、風の時代が現れるのかも・・・・・・なんて考えます。

ただ、私も好きで瞑想や呼吸法の参考にしているベトナムの禅僧ティク・ナット・ハンさんは、マインドフルネスを普及し、その存在と活動が世界的に必要とされる人になっています。ハンさんは天秤座の生まれです。イマジンを歌ったジョン・レノンも、非暴力主義のガンジーも天秤座。

愛、調和、美、平和、コミュニケーション、思考、協調・・・・・・風と言うとそのような言葉が浮かびます。

 

風サインは一人勝ちのサインではないので、極端なたとえですが昔の化粧品会社のように独占企業が力を持っている時代ではなくなる・・・・・・もうすでに違うジャンルの人達が手を組んで新しく仕事を発信している時代ですし、となると今の牡牛座の時期や、天王星が牡牛座に入る頃だって、牡牛座と言えば豊かさや自分が本当に好きなことを見つけるとかそういうことでもあるけれど、、

天体は動機や欲求であり、サインが私たちの遺伝子に記憶され、身体に反映された本能的な側面や地球環境そのものに残っている時間だとか歴史の流れ、つまり性質、アーキタイプ(元型)的なものを意味するとしたら、私たちの潜在意識の中にある記憶をクリーングしないと、ほんとうの自分、インスピレーションは生まれないのではないかとか考えます。

つまり牡牛座のこの時期はこんなことしたらいい!という表面的な牡牛要素に振り回されてしまうのでは、と・・・・・

 

もし、一度自分をゼロにして、そこから出てきたインスピレーションなら、本当に自分の才能を開花させるもので、豊かな暮らしを実現する糧となるものではないでしょうか。

 

 

・・・・・・長くなってしまったので、今日はここまで。

もっとコンパクトに書きたかったのですが、時間がなくなってしまいました。なぜかと言うと、昨夜から記憶のクリーニングをしていたら、急に掃除がしたくなって洗濯機の大掃除を始めてしまったからです(笑)

 

それでは、今日も読みに来て下さり、本当にありがとうございました。

 

 

その時のあたなが思い出されて、虹が懸かるんだよ~岩崎航さんの言葉、そして人は自分が得意とするところで失敗をする~

眼鏡を買いました

撮影に使うので眼鏡を買いに行きました(伊達)

 

上に放り投げたボールが下に落ちてくるのが
この地球上では当たり前なように、

自分にとって嬉しいときもあれば、苦しいときもありますね。

それは当然のことなのに、苦しいときはややもすると
その感情に吞み込まれてしまいそうになったりします。

苦しいからヒーリングやセルフ・セラピーを行ったりして、
そしてその過程で期待や執着を手放すなどするのですが

そうやってある意味、天にゆだねるようになると
自体は好調するものです。

 

ただ問題は、好調があるのだから不調もあるわけで、
うまくいっていた分、参ってしまって、

このまま不調が続くのではないかとか
得ていた利益を失うのではないかとか

頭と心は不安でいっぱい、すぐに落ち着かなくなってしまうものです。
(本当は好調も不調も、ポジティブもネガティブもないのですが)

 

本当に、調子がいいときほど要注意です。

とくに私なんかはそうです。

人は不得意なところで間違うのではなく、
自分が得意なところでこそ間違うのですね。

 

 

つい調子がいいときは、ノリのいいことを言いがちです。

自分の幸せだけまずは考えてください!とか、言いそうだし、
まずは自分が幸せにというのは、本当にそう思うのですが、

その実、本来、人は自分を愛することだけで、十分に生きていく価値がある・・・・・・という、
ホ・オポノポノのイハレアカラ・ヒューレン博士の言葉を、真に理解することが、
いまだ足らないという気持ちがします。

 

だから、苦しいときは、そこに原点に還れ!という、
インナーチャイルドからのメッセージがあるのではないかと感じています。

この声を無視したりすると、
自分の中のインナーチャイルドは深く傷ついてしまいます。

気づいてもらえなくて、ずっとひとりぼっちでシクシク泣いている
そんなインナーチャイルドが、あなたにもいるかもしれません。

 

 

「幸せ」って、なんだと思いますか?

素敵なパートナー、やりがいのある仕事、友人、
雨露しのげて暮らせていること、十分なお金、好きなことがやれること・・・・・・

人それぞれだろうけれど、本当の幸せって
こんなふうに言葉でカテゴライズできるものではないんじゃないかな。

 

何にも捕らわれずに、自由に。

何にも恐れたり、不安になったり、心配したりしないで、自由に。

 

私はそういう幸せを得たいと、心から思います。

 

あなたの幸せはなんですか?

 

 

私は岩崎航さんの言葉にとても励まされてきました。

岩崎さんは筋ジストロフィーで介護を受けながら詩やエッセイを書いています。
詩は五行詩と呼ばれるものです。

 

どうしようもなく
孤独な時間に
こみあげた思いひそかに研ぎ澄ます
それを
凱歌として突き貫くのだ

 

苦しみの底から出てきた言葉が
たった五行でもどれほど人を励ますか。

夢を持て、計画をたてろ、人間関係を見直せ・・・atc、

そんな安っぽく言葉が使われる現代で、
本当の、岩崎さん自身の血と肉と想いから出てきた言葉。

 

生きていて辛いことが多い中で
(だって運動会で、みんなみたいに走るなんて当たり前のこともできない)

「たとえわずかでも、自分のことを分かってくれる人がいる。
それは心の支えです。」

そういう岩崎さんの魂が、なんて健やかなのでしょう。

病気とか障害とか、そんなの関係ないよね・・・・・・

 

今は、自分のことを分かってもらえることが少ないから、
こうしてカウンセリングなどが増えているのかな?とも思います。

 

私たちは、ひとりで生きていけるようにならなくては、
本当の意味で自由にはなれません。

自分の周りの人達を自由にしてあげることもできません。

 

だけど、精一杯、目の前の私を励ましてくれた人、
信じてくれた人がいるから、今こうして私はここに生きています。

この世界にたったひとりでも、自分を真に信じてくれる人がいれば、
人は生きていける。

 

もし、誰からも見捨てられ愛されず、不運ばかりで、
苦しみしかないようでも、

あなたが今、生きているとしてら
きっと誰かに、あるいは何かに愛されています。

たまたまいただいた暖かいスープかもしれませんし、
野良猫かもしれない。

雲とか花とか雨かもしれない。

 

何からも愛されなくなったら、きっと私たちは生きていけない。

人間は、貧乏では死なないけれど、孤独で死ぬ生き物だからです。

 

 

辛かったその事より
なぜだろうか・・・
力いっぱい励ましてくれた
その時のあなたが思い出されて
虹が 懸かるんだよ

 

 

占星術をやって、
必要以上に思い悩むくらいなら、

心の栄養となるものをたくさんとって
少しでも本当の自分でいられる時間を増やしたいものです。

 

 

こんなこと書いていますが、占星術をやっています(*^^*)

今日も読みに来て下さり、どうもありがとうございました!

 

2017-04-28 | Posted in 日々のことNo Comments » 

 

「僕の肉に食い込んでいるのは、君の魂だ」~マレフィック第12ハウス、護り通すものについて~

ネルソン・マンデラ

ネルソン・マンデラ
第8ハウスに太陽、第12ハウスに月を持つ
 

 

こんにちは!

今日はマレフィックハウスの最後、第12ハウスについて書こうと思うのですが、頭の中では「これからの時代と職業占星術」についての話でいっぱいになりつつあります。気分が本当に変わりやすいですが、そんな自分を楽しむしかありません。修正できるとか、そういう要素じゃないですよね、その人の本質って。

ところで一昨日、仕事でご一緒した方に聞いた話なのですが、無期懲役の人と死刑囚に絵を描かせると、そこにはあきらかな違いがあって、ひとつは死刑囚の絵は鬼気迫っていたりするとか、まぁそれはわかりますよね。あと、死刑囚の絵にはほとんど自分自身が描かれているそうです。これは大きな違いですよね。

自分そのままが描かれていたり、一本の木で自分を表したり、それは人によって違うそうです。

 

自分が、この世から消える。

 

それを思ってみるとどうでしょうか。自分をせめて絵の中に残したい気持ちが死からとりあえず遠い私でもわかります。もし、自分がもう地球に戻る見込みのない宇宙への旅にミッションで旅立つことになったら、きっと溢れるほどの地球への愛を感じて、すれちがう人たちにも笑顔になりそうだし、とにかく人に話しかけるのではないかと思うのです。

やっぱりマレフィックなハウスは生をより実感させてくれるハウス。生きるエネルギーを得る可能性が大きいハウスです。ということで、できるだけホット(笑)に第12ハウスについて書きたいと思います。

 

 

僕の楯になった君の心臓を貫いた銃弾が、僕の肉の中にある。それだけを、僕は強く思っていた。僕の肉に食い込んでいるのは、君の魂だ。護り通さねばならない。

━━皆川博子『双頭のバビロン』より

 

私は第12ハウスって、とても読みづらいなと感じることが多いのですが、一般的な職業で言うとNHK職員など公務員に多いそうです。9、12ハウスは木星的なよりよいもののために命かけてますというくらいの、とにかく大きな理想や目標がないと生きていけない。自衛隊など大義のある人たちもそうですね。昔は国営企業というものがって、国のためという意識を持った国民も多かったそうですが、今の時代はこれはあまりあてはまりません。

本来はジハード(聖戦)の部屋でもあるそうです。目的のためならあらゆる手段が正当化されるほどの使命、懸けるもの。

とにかく第12ハウスが強い人は、その天体はその人の中で善の意識を持っているし、大いなるものを用意しないと彷徨ってしまう。何にハマるかは人それぞれですが、自分がそこにどっぷり浸かれるような、できればより大きなもの。これが一個人にどっぷりハマってしまうと、それはそれで大変だったりします。

そもそも誰かの、何かのために命や自分自身すべてを懸けるなんて、アイコンがいなければ難しい話で、だから天皇がいたころは第9、12ハウスはバリバリにできたそうです。またハリウッドで活躍しているスターも第12ハウスが強い人、多いと聞きました。レディ・ガガとか、時代のアイコンになる人ですよね。

 

古典ではサイン=ハウスとはしないのですが(似たところはあるけれど)、モダンでは第12ハウスは水、魚座、海王星の部屋としますから、スピリット(志)を受け継ぐという意味もあれば、母親の羊水の中、つまり心地よい世界にお隠れになった状態。ある意味、天岩戸にこもって一番心地よいハウスです。Ascから外に飛び出すのは本当に命がけの冒険ですね!

 

では、古典におけるマレフィックハウスとしての第12ハウスを見てみましょう。

 

第12ハウス
Mala Fortuna(不運)、House of Enemies(敵のハウス)

秘密、隠された部屋、正体不明の敵、悲しみ、苦悩、自滅行為。古典的な文献では、隔離、監禁、投獄、追放、迫害などの不幸を示すと記されている。また、魔女の呪いや悪霊による被害にも関わるとされている。現代の心理学的な占星術では、潜在意識、無意識下のコンプレックスを示すとも解釈されている。

 

第1ハウスから見て盲点になるハウスなので、隠された、秘密の、という意味があります。第2ハウスも盲点じゃないかという話なのですが、第2ハウスにある天体はすぐに第1ハウスに移るので、自分自身にそれだけ身近なんですよね。裁判でいったら証人みたいなもので、自分のもののように扱えるので第2ハウスはマレフィックにはなりません。

魔女の呪いというのも現代では鑑定に使えないと思うのですが、当時は悪いことが起こると魔女がやっていると考えていたのです。見えないもののせいにする、ここには陰謀論や魔女狩りなどもありました。

 

「障害の部屋」、「秘密の敵の部屋」とも呼ばれ、反対の第6室が勤労と病気を表すのに対して、引退と静養を意味します。陰謀・迫害・刑罰・秘密の事柄を支配します。入院・収容・犠牲的行為など、すべて世間から隔離されることに関係し、第7ハウスのような公の敵を意味しません。目に見えない敵、通常は隠れていて、予想できない時に現れて悲歎や災難をもたらす敵を示します。自らを破滅に追いやるところの不安や恐怖・心配・劣等感など、本人の心の中に住む敵をも意味します。(ルル・ラブア『占星学』より)

 

南アフリカ共和国の政治家ネルソン・マンデラ(1918~2013年)は太陽を第8ハウス、月を第12ハウスに持ちます。

反アパルトヘイト運動に取り組み、国家反逆罪の罪で終身刑に、ロベン島に収監。

この人のすごいところは、「刑務所に入ってみないとその国のことを本当に知ることはできない」と言っているところでもありますが、島に収監って相当、国にとって邪魔な存在だったということですよね。そしてその島の監獄には、非常にすぐれた思想家やカリスマ的な人物がいました。つまりこれだけ優れた人が捕まっているのですから、国がそれだけ腐敗しているということを意味します。

ネルソンはそこで、さまざま人と出会い、彼の学問を完成させたり薫陶を受けたりしていました。この怖れに向き合う勇敢さ、これはポジティブシンキングなどと言うものではありません。怖いものは怖いのです。それに向き合うから、勇敢なのです。

そして追いやられているからゆえに、彼を助けようという人達が団結しました。見えないところにいるからこそ存在感が増したのです。怖れに向き合う月の勇敢さ、苦難にあってなおアイデンティティを失わない太陽。

それにしても28年くらい収監されています。本当にすごい人ですね・・・・・・

 

これほどの人となると、私たちの日々の暮らしになかなか落とし込めないかもしれませんが、本来マレフィックなハウスで体験することは、これほどの生きる力を与えてくれるものだということはよくわかります。

 

 

 

最後に、私が思う第12ハウス的なお話として、上の方で文章をあげておきました皆川博子さんの『双頭のバビロン』をご紹介します。

 

皆川博子『双頭のバビロン』

 

皆川作品にはどれだけ夢を見させてもらったかわかりません。

この本は引っ越してまで持っていくのですが、ときおり読み返したくなる箇所があるお話なのです。

 

爛熟と頽廃の世紀末ウィーン。オーストリア貴族の血を引く双子は、ある秘密のため、引き離されて育てられた。ゲオルクは名家の跡取りとなって陸軍学校へ行くが、決闘騒ぎを起こし放逐されたあげく、新大陸へ渡る。一方、存在を抹消されたその半身ユリアンは、ボヘミアの「芸術家の家」で謎の少年ツヴェンゲルと共に高度な教育を受けて育つ。アメリカで映画制作に足を踏み入れ、成功に向け邁進するゲオルクの前にちらつく半身の影。廃城で静かに暮らすユリアンに庇護者から課される謎の“実験”。交錯しては離れていく二人の運命は、それぞれの戦場へと導かれてゆく―。動乱の1920年代、野心と欲望が狂奔する聖林と、鴉片と悪徳が蔓延する上海。二大魔都を舞台に繰り広げられる、壮麗な運命譚。 (あらすじより抜粋)

 

ゲオルグとユリアンは名家の生まれなのですが、ふたりはシャム双生児として生まれました。手術が成功してふたりはそれぞれ一人のとして存在することができるようになりましたが、名家らしく、片方の存在は不都合なものなのです。ユリアンは、この世に存在しないものとして隔離された施設で育ち、そこで出会ったツヴィンゲルという少年と魂のつながりとでもいうような深い仲になっていきます。日のあたる道をいくゲオルグと、非在の生を生きるユリアン。そして麻薬のはびこる上海。

なんとなく、第12ハウス的なものを感じませんか?

また第12ハウスは母親の羊水でもあるので、そこにある天体をとても純化して大切に扱うとも見れるのですが、ユリアンとツヴィンゲルの結びつきがとても美しのです。この世に存在しないものとして生きる二人、その二人に残されたものは・・・・・・

 

 

 

おそらくこれが ぼくらに残された最後のものだ

心の思いが それと知らずに早くもいつわりを語る時

ふるえる心に 別の心が耳をかたむけることが

そっと力をこめて握りながら 手に手の寄り添うことが・・・・・・

 

僕の楯になって君の心臓を貫いた銃弾が、僕の肉の中にある。それだけを、僕は強く思っていた。僕の肉に食い込んでいるのは、君の魂だ。護り通さねばならない。ゲオルグが知れば、銃弾の摘出、治療を勧めるだろう。君の死も、ゲオルグには告げない。これは、僕と君、二人だけのことだ。他人は介在させない。他人が容喙(ようかい)してきたら、このことは純度を失う。

 

 

もし第12ハウスを水の部屋だとしたら、水は本心や正体を隠す、秘密を好む。

「ゲオルグ、君がツヴィンゲルの思いとして書いたように、私たちは、誰も関わらせたくなかった。他人は介在させない。二人だけの問題だ」

そうして彼らは世間から隔離され、孤独に、静かに暮らす。そして二人は幸せだ。

 

誰か一個人にどっぷり浸かると大変だとも書きましたが、このようにロマンチックな小説もありますね。

「護り通す」というのが第12ハウスに共通するもののように思います。

 

 

それでは、今日も読みに来て下さり、本当にありがとうございます。

次は職業占星術・・・・・・かな?(*^^*)

 

2017-04-27 | Posted in 占星術, 本・音楽・映画4 Comments » 

 

Gate of Hades第8ハウス~求めたのは魂の重さと君の言葉~

伊藤計劃『屍者の帝国』よりハダリー
伊藤計劃『屍者の帝国』より
機械人間ハダリー

 

 

━━求めたのは、21グラムの魂と君の言葉
伊藤計劃『屍者の帝国』より

 

導きだ。全員が絶望を感じなくなるのは至福のひとつの実現だ。そこにはもう、争いも、憎しみも、殺し合いもない。争いを知る機能もなくなるからだ。

 

「Mは人々から意思を奪おうとしている」

「そんな世界、私は望まない。プログラムじゃなく魂の喜びを知りたい。悲しみや苦しみがあるからこそ喜びを感じるのでしょう?」

 

 

なんだかだんだんと映画のサイトのようになってきていますが、自分の思うことややっていることを正直バカみたいに書いてみようという試みでもあるので、気が向かれた方はお付き合いくださるととても嬉しいです。

さて、上のセリフは伊藤計劃の『屍者の帝国』からの引用ですが、太字の部分はTOP画像のハダリーという女性のセリフ。この世界では屍者に霊素を注入し、人間の労働力として扱っていて、さらにそれが軍事利用されていたりと物語の舞台はそうなのですが、主人公のワトソンは、人は死ぬと21グラム軽くなることから、それが魂の重さなのでは、と。「魂のありかた」を問うお話です。

そんな中でハダリーという女性は機械人間なんですね。彼女は悲しい、嬉しい、懐かしい・・・・・・そういった感情を理解することができません。彼女が知りたいのは、望んでいるのは魂。それは悲しみや苦しみを感じること、痛みを感じること、誰かを愛おしく思うこと。

 

『屍者の帝国』ハダリー

魂を理解することができず悲しむハダリーを見て
主人公は君のそれが魂だよ、と言う

 

先日の記事でも書きましたが、悩みや苦しみをやたらと解消したがるムードや明るくポジティブであることをすすめられることに私はどこか疑問を感じます。そこから星を悪いようには読まなくなったり、マレフィックなハウスを忌み嫌うような傾向が生まれたのではないでしょうか?

そんなマレフィックハウスのひとつ、第8ハウスについて簡単にまとめてみます。

 

第8ハウス
Epicataphora(下降する場所)、the House of Death(死のハウス)

パートナーの財産、他者の財産、共有の財産、遺産、遺言、年金、保険、借金、損失、死。古典的な文献では死とその原因、死への恐れを示す不運なハウスと記されている。さまざまな危険、毒、腐敗、隠された事柄、精神的な苦悩。現代の心理学的な占星術では、トランスフォーメーション(意識の変容)のハウスであると解釈されている。

 

第8ハウスは第1ハウスから見てパートナーを意味する第7ハウスの2番めのハウスなので、他者の財産となります。

今の私たちは病や死を怖いもの、嫌なものとして見ようとしません。人間は美しいものや快楽を与えてくれるものしか見なくなりがちなのですね。病気や死は確実にあり、自分もそこからは逃れられないのに、直視しようとしない。

死に対する恐れ、死に付随する感情も第8ハウスが示し、ここに天体がある人は幼いころに死に対する恐怖をかなりもっていたなど、月があるととくに、死を意識している場合が多いようです。

現代ではどこか読みにくハウスのひとつでもありますが、こんなにわかりやすいハウスもなく、the House of Death、死のハウス、そのままです。

ただ人間中心主義を唱えたディーン・ルディアが「悪いハウスはありません」と言ったように、いわゆる単純に使われがちなネガティブというものではなくて、それは金星だって行き過ぎたらマレフィックになるのですから、実はこの死のハウスが人間のすごい生へのエネルギーへとつながる可能性があります。

死を代表として、様々な怖れを正面から見据えることで、マレフィックも人間を動かす動機になります。むしろ第8ハウスはとても強い人間の原動力になる、そんなハウスです。

 

 

ところで、第8ハウスが魂を意味するとは限定はできませんが、今ではよく耳にするようになった魂という言葉。

 伊藤計劃『屍者の帝国』

 

 

だけど、魂というものについて、本や誰かの言葉ではなく、自分でどれくらい考えたことがあるでしょうか?

魂ってなんだろう?!

 

『屍者の帝国』では、魂があるから思考があり、思考があるから言葉がある。思考は言葉に先行する。なので、言葉があるなら思考はあるし、思考があるから魂もある・・・・・・という捉え方をしている箇所がありました。

 

私たちの魂、21グラムのそれ、なのかな・・・・・・?

 

 

「私は発達などしない。私は私だ」(パブロ・ピカソ)

魂は、現代の「天使」「パラダイム」「イメージ」「運命」「内なる双子」「ドングリ」「人生の伴侶」「守護者」「心からの召命(コーリング)」などとも言い換えられます。

ジャイムズ・ヒルマンの『魂のコード』、いまだすべて読んでいないのですが、そこには、巨大な樫の樹がすでにたった一粒のドングリに内包されているように、あなたの中には生まれながらの〔魂〕が存在するというヒルマンの主張がありました。

本当は、私たちの中に運命の声が書き込まれた一粒のドングリがあり、人は本当の伝記を、つまりドングリの中に書き込まれた運命を奪われてしまったのだと、彼は言います。

 

それにしても、このドングリに書き込まれた運命の声、つまり魂のコードを聴くことや、他にも自己実現を目標とした精神療法や各種ヒーリング・セラピーなど、たくさんあって・・・・・・本当の自分自身を発現するためのメソッドが現代ではたくさん増えたのですね。

 

占星術も「自分を知りたい」という気持ちで体験してみる方が多いように思います。

 

第8ハウスの話から魂の重さまで話が流れてしまいましたが、読みに来てくださり、どうもありがとうございます!

 

 

最後に、私は『屍者の帝国』の原作のラストがとても好きです。

このお話はもともと主人公のワトソンと、彼が霊素を注入し共に旅をしたフライデーという友人の物語でした。

 

ほんの三年に満たない旅に過ぎなかったが、かけがえのない、得がたい日々をあなたと過ごした。

その旅が僕をこうして形作った。あなたの物語をつなぐ手伝いを上手くできたか甚だ心許ないが、収支はまだ先のこととしてもらえればありがたい。

せめてただほんの一言を、あなたに聞いてもらいたい。

「ありがとう」

 

もしこの言葉が届くのならば、時間は動き始めるだろう。

叶うのならば、この言葉が物質化して、あなたの残した物語に新たな生命をもたらしますよう。
ありがとう。

今、わたしは目を開く。万物の渦巻くロンドンの雑踏へと、足を踏み出す。

 

 

ありがとう。

 

2017-04-26 | Posted in 占星術, 本・音楽・映画No Comments » 

 

第6、8、12ハウス~三大マレフィックハウスは生きる力を与えてくれるのだ!~

ヌードアーカイブス NAGURU
ヌードアーカイブス『NAGURU』

 

古典では三大マレフィックハウスと呼ばれていた第6、8、12ハウスについてなのですが、現代では悪いことは言わないというような風潮なせいか、ずいぶん解釈が歪められてしまった部分もあり、だからこそ読みにくいハウスにもなってしまったようです。

改めてこの三大ハウスについて書いてみようと思います。

 

そもそも古典ではハウスを徹底的に理解することが占星術家の条件のひとつでした。ハウスを理解しないで星を読むことは、家の間取りがわからないのに家を買っちゃうようなものでした。

そのハウスは、

①特定の具体的な問題を表示する
②惑星のコンディションに影響を与える

という二つの重要な機能があります。

 

さて、そのハウスの中で第6、8、12ハウスは三大マレフィックハウスと呼ばれます。

MaleficのMalはラテン語で「悪い」という意味で、Malo Aireと言ったら「悪い空気」というスペイン語です。これはマラリアの語源ですね。

占星術ではこのMaleficと、その反対のBeneficを非常に重要視します。木星はグレート・ベネフィック、金星はレッサー・ベネフィック、土星はグレート・マレフィック、火星はレッサー・マレフィック。

ただ、この「良い」「悪い」というのはとても深い、哲学的なとらえ方で使われていたので、現代の私たちがすぐに口にするポジティブ・ネガティブとは様相が異なります。そもそも火星と土星がなければ金星も木星も成り立ちません。

単純に良い、悪いで判断し、また社会から病気や死が遠ざけられればられるほど、この三つのハウスは忌み嫌わるののではないでしょうか。どうやら20世紀になって、この三つのハウスはずいぶんとヘンテコリンな解釈になって意味がズレてしまったのだと、先日学ぶことができました。
(教えてくださったのは占星術家の芳垣宗久先生です)

 

もともと、どのようなハウスであったか簡単に見ていきましょう!
第一回目は第6ハウスについて。

 

第6ハウス
Mala Fortuna(不運)、The House of Sickness(病のハウス)

ここでは病気、家事、雑務、ハードワーク、部下、家畜、ペットなど。古典的な文献では病気とその原因、重症度などを表し、医療に関するすべての専門職を表すとされる。

できれば人にまかせたい仕事が第6ハウスの意味するとことなのですね。本来その人がやるべき重要な仕事は第10ハウスで見ます。

苦しいこと、嫌々やらざるを得ないこと。そして面倒くさいことをやらせられるのは部下であり、また召使い、メイドや使用人もこのハウスが意味していました。家畜やペットというのは人間が乗っかれないくらいの動物です。馬や牛は第12ハウスで見ます。

今は動物はコンパニオン・アニマルとも言い、家族のように大切にされていることも多いのですが、ヨーロッパの昔の価値観では動物は下位のものとされていました。

そして医者も非常に身分の低い人がなる場合が多く、それは病人を扱う仕事だったからです。中には高い身分の方もいたと思いますが、現代のように高給取りの仕事で「先生!」と呼ばれるようなポジションではありませんでした。

感情のクォリティ、とくに悲しみ、苦しみ、虚弱さも表します。

 

古典では第1ハウスから見てメジャーなアスペクトをとらないハウスをマレフィックとしました。とくに第6と12ハウスはケーデントハウスですが、ケーデントとは「隠されている、隠れている、日陰になっている」という意味があり、視野に入らないところのことなんですね。第3と9ハウスもケーデントなのですが、3は身近なところだし9は宗教なので入らないのかもしれません。

 

このように書くと、第6ハウスに天体が入っていたら人生が大変なのかとか病気にみまわれがちになるのかと思われて、それで嫌だと感じる方が多いのだと思うのですが、別にマレフィックハウスに天体がなくても人生は大変なのです。

すべてのマレフィックハウスに共通して言えるのですが、その大変な経験を通して、素晴らしい、クリエイティブなことができる、他の人の力となることができる、そういった生きる力に変える可能性がとても大きいハウスなのです。

 

どうにも現代はネガティブなことを考えるとネガティブなことを引き寄せるからやめよう、ネガティブな要素のあるものや人には近づかないようにしよう・・・・・・そのような傾向があるのだと思いますが、世界に光を与えた人たちはとても苦しみ、悩み、大きな困難にあい、その悲しみにの中から人を救う行動や創作、言葉を生み出したのではないでしょうか?

もし、本当に戦争など国家レベルのことから身近な暴力まで、そういったものをなくしたいと心から願うのならば、暴力というものの本質を知るということが必要です。「戦争反対」と言っていれば、誰も非難しません。ですがそれくらいの非力な力では、深く苦しんでいる誰かを救うことはできないように思います。

 

第6ハウスに月がある有名人にアーノルド・シュワルツネッガーがいます。

彼は史上もっとも筋肉質な男としてギネスブックにも載っているくらいですが(そんなギネスあるんですね)、子どもの頃はヒョロヒョロの虚弱体質で、サッカーチームに入れてもらおうとしても、あまりに軟弱なので断られるくらいでした。

しかも山羊座の月です。Ascが蟹座なので、このコンディションの悪い月が精神と肉体を支配しています。虚弱で精神的にも弱く、病や苦労を抱える配置です。占いではとてもボディビルのチャンピョンになれそうな感じはしませんよね。

ですが彼は、虚弱ゆえに強くなりました。病気ゆえに人一倍健康に気を使い、淀川長治さんに「一緒にお風呂に入りましょう」と言われるほどになったのです!・・・・・・って、これは少し笑い話ですね。淀川さんはムキムキの男性俳優が好きで、気に入った人には一緒にお風呂に入ろうって言うのです(笑)。

 

古典の教科書にマレフィックと書いてあるのは嘘ではありません。

ですが、イコール人生でもありません。

マレフィックには人を鍛える要素があります。

あとは本人の自由意志です。つまり、いかに生きるか、ということですね。

 

ということで次回は第8ハウスのお話です。

 

読みに来て下さり、どもうありがとうございました!

2017-04-24 | Posted in 占星術No Comments » 

 

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