「癒されていないヒーラー」について~苦しみから解放されるには~

戸川純ライブ

 

 

突き上げるあつい想いが描きなぐった血の色の
ペインティングス まるでキューブな自己実現
生きるために生まれたんだと確信する色

傷を染める清冽な赤 凝視するほど傷は癒える
ペインティングス 赤く輝く血は源泉
死人じゃないってこれほどまでに確信する色

(戸川純/「赤い戦車」より)

 

 

戸川純ちゃんの「赤い戦車」は、私が生きていてどうしても辛くてしかたなくて、生きることをあきらめようとしたときに、何度も生きる力を与えてくれた歌です。己の純粋な炎を燃やす牡羊座の太陽と蟹座の火星を持つ彼女は、バカっぽくふるまっていたようですが実際は造詣が深く、意志という魂を燃やす本物のアーティストです。

 

 

1日はセッション・デーでした。職場の環境やご家庭の状況、生まれ持った体質や後天的に獲得した使いこなすのが難しい能力など、そしてそれらを含めた魂と肉体の意識が転生後も引き継いでいるテーマ・・・・・・

 

お話をお聞きしていると、根本的な思考の逆転ができなければ楽にはならないだろうなと思うような話ばかりでした。生きていくのが困難な状況ではあるけれど、そのような中で自分はどうありたいか、どう生きたいかという意志の力は生き抜くために本当に大切なのだなと改めて思いました。

 

海王星的な体験として、もう起こったことを受け入れるしかないという、心の器を広げざるを得ないときがあります(とくに月にアスペクトしたとき)

 

人はあまりに辛いと、宗教か芸術か人を癒すかの道をとりますが、それゆえにこれらは海王星の象徴です。

 

Pliocene Coastのセッションは心理占星術・仏教・神秘思想をベースに組み立てられているのですが、訪れてくださる方が自分の人生をあきらめないで、人生という旅を楽しんで歩んでいけるように、これからもサポートを充実させていきたいと思います。

 

 

でもね、皆さんが不幸だなんて思ったことは一度もないのです。

 

だってクライアントはセラピストの鏡ですから。たしかにどうしようもないリアルな現実を知って言葉失うときはあるけれど、お金を払ってまで自分の弱いところを見せてくださっている方たちに、感謝をしています。

 

なぜなら、セラピストはクライアントによって癒されるからです。

 

 

 

ヒトは知能だけで 動物の頂点に
立ったんじゃないんだ ヒトは凄いんだよ

さあ もう 傷は癒えた 
立ち上がり いざ行かん

さあ もう痣は消えた
走り出し いざ行かん

(戸川純/「ヒト科」)

 

 

 

セッションは心理占星術と仏教、神秘思想から主になっていると書きましたが、もう一つ、どの体系にも属さず、強いて言うなら仏教に近いと思われる「奇跡講座」の教えも加味されています。
※「奇跡のコース」とも呼ばれる

 

エゴの働きを理解し、心の狂った考えを「赦し」によって訂正し、それを日々の実践によって行い、真の癒し・唯一無二の非二元へと近づいていくこのコースは、一生かけても習熟するのは難しいと言われる体系です。

 

また、基本的に独習するものですので、ヒーリング活動に取り入れるなどできないのも特徴です。つまり、それだけインスタントではない癒しの実践なのです。

 

なぜ急に奇跡講座の話を出したのかというと、海王星体験をすると人を癒したい、助けたいというフィーリングが生じてくることがあるものの、自分が癒されていないのに人を癒す仕事をしていいのかという重要なテーマがそこにはあるからです。

 

たしかに「癒されているヒーラー」と「癒されていないヒーラー」というのがいて、病院の医者を含め癒されていない癒し手というのは実際にかなり多いのです。彼らは、自分の罪悪感を拭うために人を助けようと思ったり、「自分と他者が存在する」という分離の観点から癒しを行うので、「自分が他者を癒す」こととなり、互いに欠けているものを補いあう「特別な関係」を生じさせます。

 

少しわかりづらい文章だと思いますが、奇跡講座が語っている癒しとは、「自分の利害は兄弟たちの利害と同じだ」と私たちが認識するときに起こり、「私たち全員が、苦痛と恐れと罪悪感に満ちた思考体系から抜け出す道を捜し求めている」という認識なので、クライアントだけ癒すとか、自分と他者という分離がないのです。

 

コース理解の第一人者ケネス・ワプニック博士いわく、「あらゆるもの(そして、あらゆる人)が、実際には、私たちの心の中にある象徴」ということですが、これは例えば私が、「占星術やヒーリングに特別な才能を持っている」と考え、クライアントを「自分とは異なる別個の存在で、自分の必要とは違った特別な必要を持っている人」とみなし、自分は彼らに施しをしていると考えるようになる、ということです。これがすなわち「癒されていないヒーラー」という存在です。

 

扱うツールはアロマでも石でもなんでも構わないのですが、扱う人の心のありようによって、それらは「分離の道具」にも「癒しの道具」にでもすることができます。具体的な形態や治療法というのは、心の中の真の癒しにとっては二次的なものにすぎないということです。

 

参考:JACIM「質問No.114 他者の癒しと自分の癒し」

 

 

では、「癒されたヒーラー」になれたのかというと、それはけっこう難しい問題です。私たちの罪悪感(恐れ・不安・怒り・嫉妬・否定・葛藤など)というのは氷山をイメージするとわかりやすいのですが、水面に出ている山の一角を癒しても、水面下にはまだまだ巨大な罪悪感の塊があるからです。

 

だからこそできるだけ一瞬、一瞬を意識的に生きるよう務めるのですが、それだって簡単に「悟った」なんて達成できるゴールではありません。日々の実践しかない。そしてすぐにマインドレスになるのですが・・・・・・

 

 

クライアントはセラピスト自身がまだ赦していないすべてを見せてくれる存在です。クライアントが訪れることによって、セラピストはそれらの赦していないものを直視する新たな機会を与えられ、自分自身を癒す機会を差し出してもらえる。クライアントはセラピストが罪を手放すことを可能にしてくれる存在です。

 

 

「では、誰がセラピストであり、誰が患者なのだろう。最終的には、誰もがその両方である。癒しを必要としている者は、癒されなければならない。医者よ、汝自身を癒しなさい」
(「奇跡講座」付録/「精神療法」より)

 

 

 

Plioceneのセッションに来てくれて、新しい癒しの機会を与えてくれて、本当にありがとうございます。

 

意識の変容が起こったとしても、現実が変わってくるのは少しずつ・・・・・・一歩、一歩です。毎日の歩みを大切に積み上げていきましょう。

 

 

最後に、「ゆとり家」の島田啓介さんのブログ「自分は自分が評価してやるしかない」に、このような言葉がありました。「自分が自分を評価してやるしかない。つまり自分は何を持っているのか知ることだ。何がある? 何にもないよ、と言ってはいけない。呼吸しているかぎり」。

 

あなたの中に資源がある。それはまるで牡牛座・金星のように、誰とも比べる必要のないあなただけの資源が。そして、呼吸をしている限り何もないなんて言ってはいけないんだね。

 

お話は島田さんが死んだように中年期まで肉体だけで生きて、しかも病を再発して、そこから人に助けられて生きてきたお話が紹介されています。心に向き合って、等身大の私で生きていきたい人、今の社会に疑問がある人、マインドフルネスの興味がある人・・・・・・苦しみから生まれた島田さんの暖かい言葉に触れてみてください。

 

島田啓介のVoice in Voice 第三章 「自分は自分が評価してやるしかない」

 

 

苦しみから解放されるには、そこから逃げるのではなく、あえて近づいていって、しっかり観て、触れてみて、その正体を確かめて、深く理解するプロセスしかありません。香りをかけたり、石を持ったりしただけで苦しみが勝手に解放されるのではありません。それらはすばらしいサポートですが、一番大切なのは「意識的」であることです。

 

苦しみの解放というのは、まるで何かわからないけど不安をもたらす冥王星が、近づいてみたら小さくて、なんだカリスマも本物は大したことなかったじゃん!

 

というような感じでもありますね(*^^*)

 

 

さぁ、傷が癒えたら立ち上がって、また太陽を燃やしていこう。

 

少しずつでも、きっとできるからね。

 

 

イツカ

 

 

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