月はいつだって謎めいている

 

 

3月1日の今日、月齢2.5の細い、未熟な三日月が
金星とほぼ同じ高さに見えます。

少し雲が出ているので、見えないかもしれないけれど、
晴れたら夕方、空の下へどうぞ(*^^*)

牡羊座の月、金星は4日から逆行、火星は10日には牡牛座入り。
もうそろそろ内側の感覚に向けて意識を合わせる準備をするときです。

月が見えたら、心がどんな気持ちになるか、感じてみてね・・・

 

月はいつだって謎めいている

 

空に、ダイアナ(月の女神)の爪痕のような・・・・・・

不思議な気持ちになってきます。

 

ところで、私はもともと星占いが好きだったというわけではありませんでした。
星は好きでしたが、今のように暮らしの特別な位置をしめるほどではなかったのです。

数年前は、まだ撮影業だけをしていて、これが本当に忙しく、家に帰れないくらいなので、
母に「お願いだからカタギの仕事に戻ってくれ」と言われるほどでした。カタギ・・・でしたよ?(笑)

そんなふうだから、忙しくて星を見るのも忘れていました。

ある日、3年ほど続いた恋愛ゴッコが終わりを迎えて・・・・・・
ゴッコとはいえ戸川純さんの『急告』という歌にあるように「急に背後から後頭部を鈍器で殴られたような急告 すげーひでー えれーやべー 無茶通す気か唐突すぎるぜ」という感じで、そう提示された現実に急すぎて実感がわかないまま、放心して最寄り駅から家まで歩く道で、月が見えたのです。

というと変ですが、月はいつもあったので・・・
だけど、空に月があるだなんて、忘れていたかのように思います。

月の光があたり一面を濡らしていて、私の頬も濡らしていて、あぁ夜はやさしいなぁ
こんな情けない気持ちの自分を激しく照らし出したりしないもの・・・

それに月の光はなんだかとても懐かしく思えました。
懐かしいとは、郷愁を誘うという意味ではなく、「慕わしい」という意味です。

ノスタルジアの本来の意味は、慕わしいということなのではないかと
その頃から思うようになりました。

何に思うかしれないノスタルジアです。きっと月に思っていた。
3年なんとなくだけど、会い続けていた彼にも思っていた。

辺りは静かで、最初からなにも起こらなかったようでした。

 

 

月は、こんなふうに慕わしいという感情を起こさせたりもします。
同時に、何か怪しい感じも与えたりします。

 

『罪と罰』のラスコーリニコフは、老婆を殺害した後に、窓からのぞく大きな丸い銅紅色をした月を見て、「月のせいでこんなに静かなんだ、月はいま、謎をかけているんだ」そう彼は言って立っていたし、宮沢賢治は「星もなく赤き弦月ただひとり 空を落ちゆく只ごとならず」と詠んで、只ごとならない月にも惹かれていました。まぁ、宮沢賢治は月がやたらに好きですね。

弦月とは細い方の月をまとめてそう言います。
糸きり刃で裂いたような月、ナイフで切り裂いたような三日月、しかも赤い月ですから、どこか恐ろしい。だけど日本人はわりとこういう月に惹かれる人、多いですね。

 

 

月は、太古の昔から私たちに謎をかけていました。

宗教のはじまりも、暦のはじまりも、数字のはじまりも、スペース・オデッセイのはじまりも、月でした。

 

今、月を見上げる人は少ないけれど・・・・・・

月はいつだって謎めいています。

 

それでは、また・・・(*^^*)

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2017-03-01 | Posted in お知らせNo Comments » 

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