ハートが傷を溶かしていく、許す必要もないほどに・・・・・・

傷ついたヒーラー カイロン傷ついたヒーラー カイロン

 

 

12月1日から今日までの3日間、気づきを広げ、自分の内なる本質にさらに深くつながるためのワークショップに参加してきました。

開催場所は横浜だったのですが、私は昔、東横線の菊名に住んでいて、休日には日本大通り、大桟橋、みなとみらいなど写真を撮りながら歩き回っていたので、その頃を懐かしく思い出しながら街を歩くこともできました。

 

現在の星の配置が地上・個人にどう影響するかというトランジットを読んでいても、誰かのネイタルチャート(出生ホロスコープ)を読んでいても、どうしたらもっとその人の内側深くにある本質的なものにアプローチする気づきがもたらせるか、そして内側で感じたものを外側の生活に生かせるか、そのようなことを考えていました。適職診断でもその人の本質を強みや才能に結びつけ、仕事に生かせるように読むためにはどうしたらいいかと試行錯誤していたのです。

 

人の意識は多層構造を成していて、深い層につながるほど、その人自身の本質から物事を引き寄せるようになります。ワークでは実に多くのことを体感し、深い気づきを得ることができました。植物が日光と水と空気と土、またその他の要素で育つように、私たちも自分の知性や創造性や愛に自分の意識をより深く向け、注意とエネルギーを注ぐことで、より多くの知性と創造性と愛を受け取ることができるのを実感することができました。

 

占星術や数秘術のセッションをしていても、私たちには幼い頃から築き上げたさまざまな防衛システムがあり、それが条件づけとなって思い込みや信じ込みを形成していることに気づきます。この信じ込みをマインドセットと呼びますが、これがとても強固なため、私たちは自分の潜在的な可能性を発揮できずにいるのです。また自分が本当に望むものは何かを知ることを困難にさせ、相手の期待に応えては本当の自分以外になることに合意をしたり、自分の本質とは異なる選択をし続けてしまうのです。

 

 

 

先ほど帰宅したのですが、明日からのセッションの準備などもあるため、今回は4日の満月リーディングができなさそうなことをここに伝えさせてください。そして今日は、この3日間の間で起こった印象深かったことをシェアさせてください。

 

3日の間、実に多くの時間を瞑想をして過ごしました。2日目最後の瞑想は「許し」をハートのエネルギーを使って行うというもので、過去に自分を傷つけたと思う相手、怒りを抱いている相手、また自分自身について許せないことに対してハートから許すということを体感してみました。

 

皆さんも経験があるかもしれませんが、他者は許せても自分自身を許すというのは難しいのですね。私も過去の職場のスタッフに対しての怒りや悲しみを口にしていたのですが、ふと出てきた弟にしてしまったことに対して私自身を許すことができないという思い。それは何度ハートにつながって「許します」と唱えても許せるものではありませんでした。夜、ホテルに帰ってもその記憶と感情は蘇り、許せない自分をただ実感していました。

 

私が小四のとき、弟は生まれつき軽度の知的障害と膝が少し内側に曲がっているためにうまく走れないという体を持って生まれてきました。彼が赤ちゃん頃は彼の障害について私は知りませんでした。やがて彼が勉強をできないことや上手に走れない理由を知り、母が帝王切開を医師にすすめられたのを本人の希望で自然分娩で生んだ結果、難産となって出産時に臍の緒が弟の首に絡まり一時酸欠になったせいで障害が出たかもしれないとの医師の推測を気に病んでいることも知りました。

 

なぜ私が弟に対して自分を許せないでいるかというと、彼が1歳の時、よくお守りを頼まれていた私は、周囲の大人たちの関心が彼にいってしまった寂しさと自分に分け与えられる愛が減ってしまう不安から彼をいじめていたのです。ある日、彼を転がしていたら縁側から落ちてしまい頭に大きな傷を負わせてしまいました。そのときの傷はまだ後頭部に残っています。さらに乳母車に乗せて散歩するときに膝で彼の頭を蹴って歩いていて、つまりそういった私のしてきた暴力が彼に障害を与えたのではないか、あるいは悪化させたのではないかという罪悪感があったのです。

 

彼は障害があるためにクラスメートに騙されたりひどいイジメにあったりしましたが、まったく人を恨むということがない子でした。私のしたこともです。忘れているのかもしれませんが、きっと彼の魂のレベルは私より高いのでしょう。そして彼のいいヤツぶりが際立つにつれ申し訳なさがつのるのです。

 

大人になりオシャレが好きな彼はアパレルショップで働きたいという夢があったのですが、そんなささいな夢も彼には叶えることができません。国の保護のもとスーパーでバイトをするしかなく、私がしたことが彼の人生の可能性を奪ってしまったのだという罪の意識が、また自分を責める母に私がしたことを告白できない不実が、私ひとり許されて楽になってはいけないという思いを確実なものにするのです。

 

少しお金が稼げた日には彼にお小遣いを送り、一緒にアパレルショップに行って働かせて欲しいとお願いしようかとか、障害のある人にも可能性のある世の中になればいいいのにとか・・・・・・すべて自分の気持ちが少し楽になるから思うことですが、罪悪感がわくたびにそんなことを考えていました。

 

 

ある日、怖い夢を見ました。昔住んでいた杉並の家の近くの信号を弟と自転車で渡っていました。雨が降っている夜で、弟はなぜか小さい頃の姿でした。私が信号を渡りきったとき、後ろから大きなブレーキと衝突音、驚いて見るとトラックと誰かが轢かれた様子が見て取れ、まさか、と近づくと体がバラバラになった弟があって、そこで私は必死に手や足もかき集めて頭が現実を受け付けないとはこのことか、「ヒロくんは強い子だから大丈夫だよね、一緒に帰ろうね。そうだヒロくんの好きなご飯を作ってあげるから・・・」と彼の名を呼び話かけては、でも彼がもう絶命していることも知っており、隣の男性に「なんでもするからもとに戻してください」と食いかかってお願いしているのです。

 

あまりの怖さでここで夢から覚めましたが、折に触れ夢は思い出されました。もちろん彼は現実世界でちゃんと生きているのですが、いつもではないにしろ、何かのきっかけで忘れた思いを責めるかのように夢は思い出されたのです。

 

 

この罪悪感から私はどうしても、何度瞑想してハートでつながっても、自分を許すことができませんでした。やはり自分ひとり許されて楽になるようで、そんなことはしてはいけないと思ったのです。今日の朝の瞑想でもそうでした。

 

ところが、13時も回った頃、前半最後の瞑想は初めて聴く鐘の音に導かれ、私はそこで今までにないほど深い瞑想に入りました。そこでふと、なんの根拠もないのですが、もしかしたら彼はもう彼独自のオリジナルの人生を歩んでいて、彼自身に自分を幸せにする力もちゃんとあり、むしろ私の彼への思いが彼を閉じ込めているのではないかと。影響を与えてしまっているのではないかと気づいたのです。彼を解放してあげなくてはならないのは私なのだと・・・・・・

 

そして、あの夢に出てきた彼を轢いたトラックや私の隣にいて何もできないでいた男性も私だったのだと気づきました。瞑想が終わる頃、あの夢の中でずっと降っていた雨がやんで暗闇が晴れていくような、いえ、晴れていってもいいのだと・・・・・・そう少し思えたのです。

 

 

 

私はこのワークで自分の傷や痛みを癒すことは、自分が楽になるというよりももっとシリアスな責任があることなのではないかと感じました。そして癒しや変容という言葉は今ではどこでも聞くことができ、すぐに口にされますが、どうしようもなくこれは自身の内側で体感していくことなのだと、そしてそれには時間がかかり少しずつ行われていくものもあるのだということを知ることができました。

 

過去からのエネルギーにしがみつくことは、私たちを表面にとどめてしまう。私たちの本質にもハートにもつながらないで、自分と他人を傷つけ続けてしまう。

 

そして、ただいい人になる、礼儀正しくあるために「許す」のではない。すぐには許せなくても、気づくことでヒーリングがはじまり、愛のエネルギーがそこに流れ出す。

 

 

今回、気づきをさらに深く誘導し、つねにジャッジのない場所で親しみを持って接してくださった皆さんに深く感謝を捧げます。

 

 

「あなたの弟に起こったことの本当のところを私たちが知ることはできないけれど、あなたの誠実さに・・・・・私はあなたが彼を愛しているのは、わかっている・・・・・・あなたに愛のエネルギーを送りましょう」

 

 

深い洞察と愛をありがとう、アルヴィナ・ワンドレス先生。

 

あなたが言った言葉の真実を私はもっと知りたい。

 

 

「愛があれば、ただ溶けていく。許す必要もないのです」

 

 

 

 

さて、ずっと前からやろうと思っていた「傷ついたヒーラー カイロン」についての記事をそろそろまとめたいと思います。

 

傷と癒しについて私の中でも向き合う状況が今、そろったようです。

 

占星術は基本的な問題は土星まで7天体で対応できるのですが、そこにトランスサタニアンも加わり、カイロンそのものは読まなくてもいい天体です。ではどのような人がカイロンを読むのでしょうか?

 

また癒し得ない傷を意味するカイロンの、“癒し得ない”とはどういった意味でしょうか?本当に癒すことは、ハートをもってしてもできないのでしょうか?

 

そんなことも深めていけたらと思います。

 

 

アドセンス

<script async src=”//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js”></script>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
google_ad_client: “ca-pub-6530303901137473”,
enable_page_level_ads: true
});
</script>

関連記事

Comment





Comment



CAPTCHA