生命の本質と共にあるホリスティック・ヒーリングについて~治癒とは「いかに生きるか」~

樹脂の化石と、閉じ込められた昆虫

 

 

写真は1200万年前の樹脂が固まってできた化石です。子どもの頃に化石とか遺跡が好きで、よく本を読んでいたのだけど、大人になってもふとこういうものに惹かれてしまいますね。鉱物ではないので、持ってみると意外と軽いのです(*^^*)

 

中に黒いものが入っていますが、それは当時の昆虫です。1200万年前の・・・・・・

 

 

 

私たちはもれなく誰もが死亡率100%で、生きる意味を人間というのは求めるものですが、それが何かはわかりません。現代の私たちは意識の進化がテーマだというけれど、「成長をしなければならないのか」と言われると、わからないのです。

 

生き物の、生きることの本質ってなんだろう?

 

 

 

少し前に『地球大進化~46億年・人類への旅~第1集 大衝突からの始まり』を見ていたのですが、とても面白かったで紹介します。

 

 

 

 

46億年前に誕生した地球は、今の地球と比べ大きさがおよそ十分の一しかなく、小さな地球の周りの様子も今の太陽系とは異なり、同じようなミニ惑星が水星・金星・地球・火星しかない範囲に20個もひしめくように回っていました。

 

このミニ惑星がおよそ一千万年後、互いの重力によって軌道がズレ、衝突が起こります。衝突した惑星同士は融合し、水星は1個か2個のミニ惑星からつくられ、金星は8個前後の惑星からできました。火星は一度も衝突を経験していないミニ惑星の生き残りと考えられています。

 

地球はおよそ10個のミニ惑星が合体して今日の大きさになりました。度重なる衝突で雲が薄くなって海が透けて見えたと言います。地球が経験した最後の衝突は中心をズレてぶつかり、破片が宇宙に散らばって、破片は地球の重力に引き寄せられてかたまり、月ができました。この月の大きさはミニ惑星の衝突が繰り返されるなかで偶然決まったそうです。

 

心理占星術では、月と火星はその人を取りまく資源をどれぐらいうまく使えるかや、純粋で内発的な欲求・幸福感を表しますが、衝突を経験していない火星の純粋性や、地球のことだけ考えている月という象徴の意味と、太陽系の星の成り立ちはよく符合しているなと感じます。

 

 

水星・金星・地球・火星の大きさ比較

 

 

 

 

1時間半ぐらいの番組なのですが、話の中にアメリカのニューメキシコ州にある塩湖の近くにある放射性廃棄物の集積施設から採れた2億5千万年前の岩塩が出てきます。

 

研究をしていた博士は、塩の岩石の中に閉じ込められた2億5千万年前の海水を取り出し分析してみたところ、なんと完全な形の微生物を発見しました。

 

 

2億5千万年前の塩の岩石四角い結晶の中に海水が閉じ込められている

 

 

 

しかも驚きはそれだけではなくて、4ヶ月間その微生物に栄養を与え続けたところ、微生物は活発に分裂して増殖をはじめたのです。つまり、2億5千万年ぶりに生き返った、ということになります。

 

結晶中のわずかな海水の中で、微生物は休止状態で栄養も取らず、排泄もせず、生き残りをかけたのです。「あらゆる場所に進出し生き延びる、この逞しさこそが生命の本質なのではないか」と研究をしている博士は言います。

 

 

2億5千万年前の微生物

 

 

 

 

飽食の現代日本で、すっかりこのような生き物の野生の力を私たちは眠らせたままでいますが、少し前から少食により身体の力を目覚めさせる健康法や、マクロビやファスティング、さまざまな代替療法、エネルギーワーク、メイクでもクレンジングをやめてノーファンデーションの健康肌を取り戻すなど、人間が元から持つ免疫力を上げたり、野生の力を取り戻すような健康法が注目を集めているように思います。

 

最近ではすっかり定着したホリスティック・ヒーリングは、代替療法の分野で必ずと言ってよいほど耳にする言葉です。body-mind-spiritを三位一体として、この三つのバランスを整え、人間を全体として、トータルな小宇宙としてヒーリングを施し、不調和をなくしていくというものです。

 

この三つは、どれも大切だと思います。すべては繋がりあい、関わり合い、何一つとして独立して存在するものはないのですから、その人の体を見ればその人の魂が反映されているという考えも然りです。

 

それと同時に、一度自分の中の腑に落として内省してみないと途端に無意識に振るう暴力になってしまう可能性がある概念でもあると思います。本人は「いい事」を言っているつもりなので、自身を疑う、他の見方をしてみるということを怠ったときに、俯瞰や客観、人間の存在に根ざした深い精神性が失われてしまうのです。

 

健康第一!健康こそが宝で、生活習慣を見直せ、病気をふせげ!と言えばbodyに偏った見方になりますし、症状を=「悪いもの」と否定すれば、自分にとって不都合なものは消し去ってしまいたいという考えに繋がっていきます。

 

また、精神世界の学びを深めたときに、「病気になるのは心が調和されてないから」「完全な健康体をイメージすれば病気は治る」「病気は学びであって魂が成長するためのレッスンである」と考えるようになりますが、しかし、病気の原因を精神的な側面だけに還元してしまうと、場合によっては行き過ぎた自己批判をもたらしてしまうこともあります。

 

病気になったのは自分の心に不調和があったからだ、と。

 

病気になったのは、自分に落ち度があったからだと自分を責めますが、しかしあらゆる生き物は病気になります。病気になった動物や植物にも落ち度があったのでしょうか?

 

また内的な調和が整っていても、覚醒したものでさえ病気になるのです。病気になったのは自分の心に問題があるからだとしても、肉体は物理的な自然の法則に従うものです。病気の原因は実際は複合的で、病気も含め、物事が起こった本当のところの理由は、私たちにはわからないものなのです。

 

どんなに占星術や真理を探求しても、私たちにはわからないものがある、ということを知るのは、大切なことなのではないかと思います。

 

 

そして、本質的には病気になること自体は「善」でも「悪」でもないものなのに、怠惰ゆえになったのだという思考回路を刷り込んでしまえば、mindとspiritに沿っていないのです。

 

生まれつき難病や障害を持っている方、生きていく中で大病や怪我をされ生活が不自由になったり、寝たきりになった方もいます。困難な心の病の方、よい治療があっても受けることのできない方も、今日生きていくだけで精一杯の方もいらっしゃいます。そもそもホリスティック・ヒーリングを唱えるスピリチュアルな癒しやケアは高額な場合が多いのです。

 

 

もし、生き物の本質が「生き続けること」であるならば、本質的なこととして病気というのは治っても治らなくてもいいのです。だって、私たちは価値があるから生きるのではなく、生き続けることそのものに価値があるのですから・・・・・・

 

 

以前『ブレード・ランナー』という映画を紹介しましたが、レプリカントたちは寿命が4年と定められているため、創造主に頼んでもっと生きられるようにしてもらおうと宇宙を旅して地球にやってきます。その中で、運命から飛び出し、仲間とともに助け合い、仲間の死に涙を流し、定められたものに逆らって4年という寿命を精一杯生きるのです。

 

おそらくここには、原作者のフィリップ・K・ディックの「人間を人間たらしめるものは何か」という問いの答えが何らかの形で描かれているのではないかと思います。

 

人間を人間たらしめるのは、家柄でも肩書きでも収入でも家の高級家具でも、ルックスや学歴、どれだけの人にチヤホヤされているかでも、銀行の残高でも、病気であるかないかでもなく、「いかに生きるか」だというメッセージです。

 

 

 

健康や病気自体に良い・悪いの定義は何もなく、症状があるのならそれ自体を受け入れ、認めていく。それがホリスティックなヒーリングとともにあったときに、人間を人間たらしめる「治癒」となり得、私たち個人も、人間全体も、病や障害や死とともにある、ということを含めた本質的な癒しが起こるのです。

 

言葉のイメージを鵜呑みにして使うのではなく、エッセンシャルなホリスティック・ヒーリングをしていきたいと思います。

 

 

600年前の植物の化石600年前の植物の化石

 

 

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