花とエロス

花は咲く色魔

 

 

花は、芽吹く乙女。

花は、咲く色魔。

花は、散る仏。

(藤原新也『メメント・モリ』)

 

 

花は、キレイです。

いい香りだし・・・・・・

 

だけど花は
それだけじゃありませんよね。

植物の生命力はすさまじいのです。

伸びるときも咲くときも躊躇しません。

迷いなく、バッと咲く。

 

人間と違って、

「今日は気分がのらないからこのへんでいいや」

みたいに手を抜いて咲いたりしないですよね。

 

 

藤原新也 メメント・モリ

 

 

わんわんと

爛々と咲き誇ってほしいと思う。

 

絢爛に咲き誇るほど、そのあとの腐敗を予感させるから。

そうであるほど、エロティックだから。

 

ハツラツと、熟れて。爛れていく様。

甘さを増す香気。

 

 

藤原新也 メメント・モリ

 

 

 

もうすぐ5月。

木々が芽吹き、草はぐんぐん伸び、花はもっと咲き乱れる季節。

ショッキングピンクのつつじ、花弁も香りもバナナみたいなカラタネオガタマ、

目が覚めるようなレモン色の菖蒲、どぎついまでに赤いベゴニア、ゼラニウム・・・・・・

 

なんてサイケな季節でしょう。

暴力的なまでの植物の生命力。なんて破廉恥なのかしら。

 

植物はやさしいなんて、それは植物の顔のほんのひとつでしかないんだ。

 

ナチュラルやオーガニック嗜好というと
オフホワイトとかベージュとかくすんだ緑とか

そういう感じが多いけれど

ところが自然はもっとどぎついよ。

だって、植物はいつだって生きている真っ最中だから。

東京もジャングルにならないかなぁ!

 

 

人間だって

本当はキレイなだけじゃなく優しいだけじゃなく

いろんなヨクボーとか感情とか入り混じっているから

最高に楽しいのだと思う。

浄化されて漂白されがちな現代な気もするけれど、もったいないよ。

 

 

占星術では、花は金星の支配を受けています。

ということは、金星には乙女と色魔と仏の顔があるということかな?

そして金星は女性も意味するから、乙女と色魔と仏の顔・・・・・・

 

 

さて、皆さんにとって

元気が出るような
うっとりするような
眩暈がするような

そんなお花はありますか?

 

愛でるだけじゃなく
思わず散らせてみたくなるような

そんな花です。

 

アドセンス

<script async src=”//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js”></script>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
google_ad_client: “ca-pub-6530303901137473”,
enable_page_level_ads: true
});
</script>

関連記事

Comment





Comment



CAPTCHA