私は月をもて余し、黒板の前で立ちすくむ〜ハートの中の宝物を引き出すために〜

谷川俊太郎詩集「あたしとあなた」

 

 

最近、月のことをよく考えています。

 

勉強会で、土星について学びを深めたことも
そのきっかけで…

 

(太陽と月という私のもっともコアな部分を
無理なく社会で表現していくというのが土星)

 

とくに山羊座の土星は
月をいかに安定させ、満たしていくかが大切です。

 

そのためにも、自分の月が何を望んでいるかを
知ることはとても大切。

 

だけど、自分の月を完全に知るのは
すごく難しいと思います。

 

とくに月に冥王星や海王星がかかっていたりすれば
思いは深くなるかもしれないし、

 

アイソレートされていたら
その月はとくに寂しがりかもしれません。

 

月は「記憶」を司り
私たちの体の奥にある水のようなもの。

 

その水底には、たくさんの愛着に関わる記憶が沈んでいて
ある日、それはなんてことのない夜に

 

記憶の澱が舞い上がって水面にあがってきて
シクシクと泣き出すのかもしれないね。。

 

 

今、私の周りには体調を壊している男性が多くて
みんな忙しすぎる!というのもあるだろうけれど

 

やっぱり、自分の月を無視してキャリアを作ってしまうと、
つまりMCを先に作ってしまい、ペルソナの仮面をかぶることを選ぶと、

 

どれだけ自分の月にダメージを与えるか。
月は肉体、臓器(←月へん)も意味するから

 

魂に逆らったというその声が肉体に表れている。

 

 

 

セッションをしていても
月を扱うのは難しい。

 

その人の月が何を望み、何に安心感を感じるかが
わからないからです。

 

いわゆる占星術のテキストや
人の心に対する感性が弱い人の星の言葉は
どうにもあてにならないし……

 

その人の月は誰とも共有できない。

 

海王星や冥王星が
どんなに歪んでいても愛情のように

 

その人の愛着は、周囲の人がいくらおかしいと思っても
その人にとっては何より安心で安全な世界。

 

自分のすべが理解され、
どんな自分も受け入れてもらえる全的な世界なのです。

 

 

だけど私たちは人と関わることを望む。

 

そのたびに月は傷つくし
(公に出れば私的な月はつねに脅かされる)

 

月が理解されないと感じるほど、
自分の居場所がなくなった感じがしてしまう。

 

私は、小さくてかわいらしいシンクロニシティーが
いつも起こる友人がいて

 

その分、近しい仲のような気がするから
ほんの少しの心のすれ違いが、妙に堪えてしまうことがある。

 

人のことはコントロールできないし
わかりあえるということはないのだということを
わかってはいるのだけど……

 

月は共通言語を求める。
同じ言葉で話せないということが

 

寂しさなのだとしたら、

 

なお揺れるのが私たちの月だし
それが人の心なのだと思います。

 

寂しさとは自分を丸ごと感じることなのでしょう。

 

 

 

 

TOPの写真は
谷川俊太郎さんの詩集『あたしとあなた』

 

詩を一編、紹介させてください。

 

 

黒板

(あなた)に
あたしを
代入すれば
この式は
解けるのだろうか

 

黒板の
前で
立ちすくんでいると
みんな
帰ってしまった

 

こんなことは
何でもない
もっと
差し迫ったことが
あるのに
思い出せない

 

あなたが
戻って来たので
あたしは
涙ぐんだ

 

 

 

言葉は沈黙という母体から生まれます。

 

だから、その人の言葉を読めば
その人の沈黙の豊かさがわかります。

 

詩人は、沈黙の母体から
言葉を生む天才です。

 

 

 

 

あたしと、あなたの間にある
遠さと近さ。

 

出会うためのおまじないとか、
今の世の中にはたくさんありますね。

 

ネットとかですぐ、つながっていくし。。

 

でも私は、すぐに何かに頼ったりしないで
自分のハートから生まれた言葉で

 

出会いという奇跡を待ってみたい。

 

 

「今 一人のあたしは
ひとりで 一人のあなたを 待っている

宇宙中の 星の中の
このたった一つの 星が 一番好きです

他の星に行ったことがないのに」

 

 

特性しおりに添えられている
この言葉たちも、大好きです。

 

 

 

月を癒すのは、
月という陰を満たし、

 

太陽という陽をやるため。

 

ハートを癒すことは、

 

ともすれば扱いが難しくなってしまう、月の繊細な側面を
宝石に変えて引き出せるようにするため。

 

 

 

だから、閉じこもってばかりでは自分の私的な部分は
知ることはできないし

 

外に出て月を感じてみる。

 

そこでまた不安を月に持ち込んだりするけれど……

 

そういうのも引っくるめて、

 

なかなかうまく月を扱えない自分も

 

小屋の外の夕焼けもすべて、

 

この世界はこんなにも美しいって、そう思たらいいよね。

 

 

 

読んでくれて、どうもありがとう。

 

 

Thanx !  Huge Love…ITSUKA

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2018-04-06 | Posted in 占星術, 本・音楽・映画No Comments » 

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