荒ぶる美神、阿修羅姫『金星』

荒ぶる美神、金星

 

 

金星が順行に戻りましたね。

順行に戻ったとたん、急に自信満々になるというわけではありませんが、この機会に金星とは?金星がいう愛とは?について、少し掘り下げてお話をしたいと思います。

思いつくままに書いてみたいと思うので、読みづらい箇所もあるとは思いますが、もしオヤツがわりにでもなるようでしたら幸いです。

 

オヤツといえば・・・・・・皆さん、デパ地下は好きですか?

過去の記事で、私が折々で「酒と薔薇の日々」とか言って、飲み会を開いているのがわかると思うのですが、そのたびにデパ地下でお酒と食べ物を買っています。それもかなりウキウキと、です。

デパ地下のお惣菜やスィーツってガラスケースの中でキラキラして、見ているだけでテンションが上がってきます。

ちょっと高いのですが、スィーツなんてそれこそ食べるときは1秒で形は崩れて、5分でお皿からなくなってしまうのに、本当に繊細なデコレーションがされていたりしますよね。金粉とか乗ってるものまでありますし・・・・・・

この、それがなくても生きていけるけど私たちに喜びと楽しみを与えてくれるものが金星的なものです。

例えば大福でしたら、食事にもなるお餅の部分は日常を意味する月ですが、中身のアンコは金星です。

 

こういった、キレイで、甘くて、夢を見させてくれて、美味しくて、楽しいもの。

それが金星。

ですかから、男性だったら自分の金星的なものをキラキラ発揮した女性はドキドキするだろうし、女性だって自分の金星を輝かせたいと思う人は多いと思います。

じゃなかったらメイクやファッション誌は売れないし、エステも美容院のスペシャルコースも、うっとりする見た目のカクテルも、定期的にエクステやネイルに通うこともないし、マナーを身につけるためにカルチャースクールに通うこともないし・・・・・・

ほとんどの人に愛されている天体が金星です。

 

だけど・・・・・・

少し前の記事でも書いたのですが、金星はけっして甘くてかわいいだけではありません。

それは、恋や愛と名がつくところのものに、そんなに平和的な状況がいつもおかれているわけではない、むしろ不幸すら本人たちを酔わす媚薬となる以上、本当は金星の本質がそんなに心地よいばかりではないことを皆さんは知っているのではないかと思います。

 

 

阿修羅修羅の詠 嵐の声が
恋しい名前を叫びつづける
夜叉般若の面(かお) 華の貌(かんばせ)
あなたが逢うのはどっちの私
身モコガレツツ

 

これはALI PROJECTの『阿修羅姫』という曲の一節ですが、
恋しい人を想って詠ったものでありながら、

夜叉般若の私と華の私

こんなに私は身をこがしていて、
あなたが逢うのはどちらの私かしらね?

(恋うているあまり、もう自分でもわからないわ)

とでもいうようなニュアンスです。

 

人によっては大人になって家族を大切にしたり
仕事に入れ込んだり、あるいは日々の生活に疲れたりして、

恋愛にエネルギーを割かなくなってもきますが、

中には恋こそが人生の原動力という人もいます。

 

ときに恋は根本の情熱に従った場合、現実の決まり事や人道にすら反することもあり、あまたの常識や深い思慮やアドバイスだとかそういったものを蹴散らして、自分の欲望のままに突き進めば、それは無傷であるはずがありません。

 

ヴィーナス 古代ローマのレリーフ

 

これは女神ヴィーナスの誕生を描いた古代ローマの石のレリーフです。

クロノスによって切断された父ウラノスの男根が海に落ち、生じた泡から完全に成熟した姿で生まれ出たヴィーナス。

愛と美の金星ヴィーナスは、その出自にすでに暴力が関わっていました。これは何を示唆するものでしょうか?

 

占星術は解釈の多くをギリシャ神話と重ねて語ります。

ギリシャ神話ではヴィーナス金星はアフロディーテで最高の美神に位置付けられています。

ですが、占星術の起源でもある古代バビロニア時代では、金星は女神イシュタルとして、性愛と戦争の両方の女神を象徴していましたし、災厄をもたらす荒ぶる神でした。

 

なぜ戦いの女神の側面が影をひそめ、愛と美といった女性性の面にクローズアップされたのでしょうか?

もともとアフロディーテは本気を出せば最高神ゼウスにも匹敵する強大なパワーを持っていたのですが、その強さゆえに3世紀以降キリスト教の男権社会の中で単なる性愛のシンボルとして否定的な姿で描かれたりもしたようです。

 

慈愛でもあり、恋のトキメキでもあり、生きていく楽しみでもある金星は、

同時に戦いも意味し、そしてその力はかなり強大。

そしてこの古代の金星が持っていた側面を発揮している女性もいます。

ALI PROJECTの同曲でも、

鮮血のヴィーナス
素肌に鎧うのは
金襴の鎧よりも美しい
愛と云う傷跡

というフレーズがあって、他にも「生まれ落ちた場所は愛という戦場」とか・・・・・・愛って戦いなんです。

ヴォーカルの宝野アリカさんは「戦いこそ宿命」とも歌っていたので、命を懸けた戦いこそ、生であり性であり、美であると感じているのかもしれません。

 

こんな感じで以降も金星のクローズアップされにくい側面について書いていこうと思います。

 

読みに来てくださり、どうもありがとうございました!

 

 

 

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2017-04-16 | Posted in 占星術No Comments » 

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