土星の知恵と水星の知恵の違いは?~土星逆行スペシャル①~

土星逆行スペシャル①土星の知恵と水星の知恵

 

桜雨のけぶる日曜日、いかがおすごしですか?

私は昨日、セッションをさせていただいた方々が、それこそ道で話しかけられた人も含めて、
どこか魚座の海王星を強く感じさせる方々でした。

トランジットの魚座海王星と私のネイタル太陽は現在タイトにオポジションです。

そして私自身は魚座の金星っぽさを求められていたような気もしますが、トランジットの魚座で逆行した金星がネイタルの金星に150度でアスペクトしています。

アスペクトは体験ですが・・・・・・それにしても、アスペクト恐るべし!という一日でした。

とても勉強になりました(*^^*)

 

そして先日逆行を開始した射手座の土星。

皆さんは土星の影響を何か感じていますか?

逆行は決していじわるな出方をするものではありませんが、新しいはじまりである、命の息吹をそこここに感じさせる春に、心配な気持ちを抱かないように土星をよく知っておきたいと思います。

実は、その逆行した土星は私の太陽と月のミッドポインにスクエア、そして逆行した金星はオポジションなので、あえて意識して土星逆行スペシャル!を組んでみました。

読んでくださる皆さんにも、参考になったらとても嬉しく思います。

 

土星は私たちが生きていくこの社会で、秩序やルール、制度や法律を司ります。

目に見えるものを、努めて律して、規定します。

制限と限界、試練など、ホロスコープで土星のある位置は、私たちが苦手意識を持ち、そしてそこに痛みや苦しみを乗り越えたいという欲求があります。

偶然や他力的な働きかけではなく、自らがさまざまな現実にぶちあたって、失敗したり苦しんだりしながらも生き延びていかないといけないといった、自力的な働きを担っているのが土星

なのですね。

 

それにしても、忌み嫌われがちな土星。

確かに古典では土星は最大の凶星(グレート・マレフィック)であり、災害や障害、死をもたらすとされ、ロクな言われようではありません。中世の頃はもっと悲惨で、人を貧しくしたり、病気にしたり、ときには死に追い込むとまで・・・・・・

COLD&DRYの天体であり、その性質が強く出ればメランコリー(憂鬱質)とされ、昔の西欧ではこのメランコリーはとにかくよくないとされていたみたいで、大占星術家のフェチーノも『生命について』という本の中で「メランコリー気質をなんとかしよう」ということを扱っているそうです。

だけど、フェチーノはそれだけではなく、土星を深い思索をするには必要な資質、とちわけ哲学者には必要なものだ、と読み換えました。

 

本当に、そうですね。

憂い、ものの有限性と自分の限界を知って「哀れ」という心を知るのは何より土星の力です。

「哀れ」というのは、ただ暗くため息ばかりついている雰囲気のことではありません。バラバラになりそうな自分の心をつなぎとめておくための「深くて太い息」をさしていたとされます。

つなぎとめておく、というのはいかにも土星ですね。

土星がなくては社会はメチャクチャになってしまいますし、星自体はとても美しいですよね。
ありがとうという気持ちを持たれづらくて、なんだかかわいそうです。

土星の力が宿ったものは、芯があります。
長い年月に耐えうるだけの力が与えられるのです。

トップの写真は昔ながらの作り方で生まれた手紡ぎの布です。

手間をかけて作られたもので、布巾なのですが、優しい風合いと、丈夫さ、吸水性のよさがあります。大切に長く使おうと、先日、土星を頭の裏で少し意識しつつ、買ってきました。

土星らしく、すべてのものはいつかは壊れますが、壊れたものでもポイと捨てるのではなく、直しながら使おうと思います。

 

土星は生きていくうえでの知恵も授けてくれるのです。
厳しいだけではありませんね。

知恵といえば、土星だけではなく水星にも知恵という意味がありますが、では土星と水星の知恵はどう違うのでしょうか?

水星はメリクリウス、錬金術の最終目標あるいは錬金術の導き手とされ、賢者の石を守るものとしてキリスト像、ペテン師の姿で表されますが、イタズラの神であり商業の神であり、嘘をついたり亀を殺したり、楽器を作ったりして頭の回転が速く多芸多才です。

そしてメリクリウスは唯一、土星の枠を超えて冥王星まで行くことが出来ます。
逸脱することができるのですね。

一方、土星は人間に農業を教えたサトゥルヌスという神です。

人類の教師とされ、法律や人間社会の根底にある社会規範を設けます。

サトゥルヌスは鎌を持った老人ですが、まさに刈り取る、自分の蒔いた種は自分で刈り取りなさいと教えてくれるのです。

仏教では因果応報、神智学ではカルマと言いますね。原因があれば結果がある。

社会規範を設ける土星と、逸脱しちゃう水星。

学校サボって飲みに行っちゃう悪と、「ダメ!」という生徒会長(笑)

 

境界線上で違うアクションをしています。

水星は自由で楽しそうですが、冥界に行けるというのは何より冥界にハマり込まないからですし、天界に満足しないからでもあって、それは同時に放浪者、どこにも行き場がない者でもあるのです。

この土星と水星は補完的に働いています。

 

皆さんは土星タイプでしょうか?

それとも水星タイプでしょうか?

 

そして、土星を感じる、つまり苦手意識や「やらなきゃ!」「こうしなきゃ!」、生きていて苦しい感じなどに気づいたときには、自分の中のどういった記憶がその感情を感じさせているかを見つめてみてくださいね。

これが自分を深く見つめる行為でもあります。

この制限や苦しさ、悲しさ、または不安や自信のなさを少しずつ解放していくことができたときに、土星は素晴らしい生きていくうえでの知恵として、私たちを助けてくれるのではないかと思います。

よく、土星はトレーニングと試練の星で克服すべきものと言われますが、私はその記憶や、記憶から生じた感情を癒し、解放することをいつでもひとりで行えるとよいのではないかと思います。

 

では、今日も読みに来てくださり、心からありがとうございます。

もう少し読みやすく書ければと思いますが、まだお時間をくださいね。

 

Thanx a lot !  Huge love from ITSUKA.

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2017-04-09 | Posted in 占星術No Comments » 

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