魚座の月の日に、宇宙の胎内で夢を見る~舞踏家・大野一夫さんの言葉より~

舞踏家 大野一夫さん

 

 

19日の12時52分に月は水瓶座から魚座に移って、理知的な水瓶座の月のときに満たすことができなかった「心の潤い」みたいなものを、魚座では満たそうとします。

占星術を学ぶようになって、なんとなくですが星の影響を以前より受けやすくなっているような気がします。もしかしたら宇宙の呼吸のリズムに合わせて歩んでいくような暮らしに、少しずつなってきているのかもしれませんね・・・・・・

21日の19時くらいまで、魚座のムードです。

 

今夜は少し、外を散歩してきました。

東京はちょびっとしか星が見えないけれど、夜の散歩がけっこう好きです。昔、具合が悪かったときに、夜中まで発作が出ちゃうのですが、それがおさまって外に水でも買いに出たときに、ボンヤリ星を見ていると不思議と癒されるものでした。弱っているときは、すごく自分が無力でみじめな気がしちゃって、それでも、どこかの超リア充イケイケどんどん(笑)な人も、私のような人も、月の光って等しく誰の頬も濡らしますね。

また、会えない誰かとも月を見ているというだけで接点があるような気がしたり(*^^*)

 

ティク・ナット・ハンさんがお母さまを亡くしたときに、悲しみにくれていたけれど、月を見ていたら月光がまるで自分の頬をなでる母の手のようで、それで母親はどこにも行っていない、自分のそばにいつだっていてくれているということがわかったんだって。

月を見たら「ありがとう」って言うとか・・・・・・ホロスコープを読むのは頭につい力が入ってしまいそうだけど、こういう素直に星を見上げる気持ちってとてもいいなと思います。

 

ようこそプリオシン・コーストへ

 

 

 

魚座の月の日は、足(くるぶしよりも下)や交感神経のケアをするとよい日です。

そして、魚座のイメージは魚というよりも海そのもので、深い深い海は私たちの中にある底知れないところ・・・・・・無意識や潜在意識を意味しますから、自分の意識にじっくりと向き合うにはピッタリな夜です。

瞑想は深層意識の体験なので、心に深い気づきをもって向き合ったり、呼吸法をしたりするのもよいですよね。双子座は意識で世界のすべてを観察しようとしますが、魚座はその意識そのものを観察します。なんでこれにうっとりするのだろう?なんで私は悲しいと思うのだろう?なんでこの人といると安らぐのだろう?なんで今、私は怖れを抱いているのだろう?

自分の内側に意識を向けるということは、夢想することも意味します。

現実の頚城から遠く離れて、想像の世界で伸び伸びと遊ぶのです。詩を書くというのも、そうですね。

 

魚座の月の日は、夢の世界、自分の内側の世界も大切。

 

ちょっと現実逃避がすぎてしまうと、お酒やアルコールなど耽溺するという意味が出てきちゃうから、気を付けてくださいね。だけど、まぁやりすぎちゃったりすることって、ありますよね(^-^;

何か表現することが好きな人は、それが仕事ではなくて、例えばご自身のブログでも、自分が内側で経験した美しいものを言葉や写真にして伝えてみてはどうでしょうか?

ヘタクソだって、かまわないのです。それよりも想いが大事なのが魚座なのだから・・・・・・

 

 

「舞踏の場というのは、お母さんのお腹の中だ。胎内、宇宙の胎内、私の踊りの場は胎内、おなかの中だ。(略)考えるということは生きるということだ。われわれはあんまり合理的にわかろうわかろうとして、大事なものがいんなぽろぽろぽろぽろ落ちてしまって、残ったものは味もそっけもないものになってしまう。」(舞踏家 大野一夫『稽古の言葉』より)

 

舞踏家 大野一夫

 

日本の素晴らしい舞踏家である大野一夫さんは、自分の持てるものすべてを創作に賭けたような人で、蠍座の太陽、魚座の月です。

三島由紀夫に「大野一夫は虚無の海を必死で泳ぐかのよう」と評されたほど、すぐれたテクニックがもちろんあるのですが、それよりも心、魂、想い、わかったつもりになるなら今がむしゃらにやってみる、そういう踊りです。それは狂気です。ですが、人を感動させるものって、作り手の中心では燃え尽きるほどのエネルギーを放っていたりしますね。私たちが見るときは適度に距離ができるから、その毒のようなエネルギーが薄まって甘く人を酔わすものになっているのです。

 

大野さんの命を賭ける、がむしゃらにやるというのは蠍座の太陽らしいのですが、言葉のはしばしから感じる感受性は魚座の月のものだと思います。胎内、羊水、お母さん、海、魚、そういった言葉もよく話されています。
「いくらテクニックでやったって、自分の内部にないものはいくらやったって、響いてくることはないですよ。間違いないです。自分の心にある内的状態っていうのは、全部見ている人にはわかるわけでしょう。隠したってわかるんです。魂って何だろうか。魂の願いって何なのか。霊は何を伝えようとしておるのか。切実な問題ですよ。日常生活のなかにおいて、踊りのなかにおいて、どうしても伝えたいことが熟してきてね。伝えたいんだから、徹底してそれを取り出して、見てください、とこうやって、引き裂いて見せなければ伝わらないですよ。」

 

私の魂の願いって、何なのかな・・・・・・

占星術をやっている人なら、気になるって方、いるんじゃないかな。

 

それにしても、蠍座と魚座のハイブリッドを感じさせる言葉です。

 

舞踏家 大野一夫のホロスコープ

 

 

大野さんは水のグランドトラインを持っています。

グランドトラインというのは一般的によいと解釈されることが多いのですが、そこでその人の幸せワールドができちゃうので何言っても無駄だったり、自己防衛として機能してしまったり、とくに水のグランドトラインはけっこうやっかいで、人と結びつけない不安から、わかってもらう努力をしないで自分の世界に閉じこもってしまう可能性もあります。

ですが、大野さんは見事に創作表現として水の力を発揮したのですね。しかも山羊座の天王星でカイトができています。作品という形にする力、戦争に行ったり、時代が不穏な中でもあきらめない力はこのあたりからも感じることができますね。(それは蠍座の不屈のパワーともあいまっているのでしょう)

 

魚座の月の数日、自分の深いところに触れる、夢を見る、自分の中の美しいものを人に伝える・・・・・・そんなことをしてみてはどうでしょうか?

 

 

「ほんの一粒の砂のような微細なものでもいいから私は伝えたい。それならできるかもしれない。一粒の砂のようなものを無限にあるうちから取り出して伝えたとしても、それはあなたの命を賭けるに値することがあるだろう。大事にして、些細な事柄に極まりなくどこまでも入り込んでいったほうがいい。今からでも遅くない。」

 

大野一夫さんの稽古靴

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2017-05-20 | Posted in 占星術No Comments » 

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