海王星のトランジットやプログレスは恐ろしい?

海王星

こんにちは。

現在、トランジットでは海王星が魚座に位置し、モダン・アストロロジーの立場からすると海王星が強い力を発揮している時期です。皆さんは何か影響を感じていますか?

昨日はトランジットではなくて、セカンダリー・プログレッションについて学びを深めて参りました。教えてくださったのは芳垣宗久先生です。

セカンダリー・プログレッション(いわゆるプログレス)とは、一日一年進行法と言います。

太陽を一年に一度進む速度に合わせ、それぞれの天体をそれぞれの天体の運行速度で進めて行くもので、予測占星術(Predictive Astrology)のひとつです。ここではそのときどきの運気の流れや時期などを読んでいきます。

出生図はその人の先天的な気質や体質、人生のテーマ、さらに人生上のさまざまなトピック(仕事運や愛情運など)に関する可能性を知ることができますが、出生図というものは生涯変化をしないものです。

この、出生図に秘められた可能性が「いつ」「どこで」「どのように」表面化するのか?

あるいはその人の意識やライフスタイルが時間の経過とともにどう変化していくのか?それを研究していくことができるのがセカンダリー・プログレッションです。

トランジットを学ばれている方は多いと思うのですが、この講座で芳垣先生が大変おもしろいことを仰っていました。

・特にプログレッションの太陽と月が作る8つの月相(ルナーフェイズ)は大変重要で、私たちが「どこから来て、今どこにいて、これからどこに向かうのか」を教えてくれる大変重要なテクニックである
・拳銃(出生図)の引き金(トランジット)が引かれても、弾丸(プログレッション)が詰まっていなければ重要なイベントは起こらない

占星術としては予測のひとつで、占師が予測できるのは想像できることのみですが、ベルナレッド・ブレイリーという人が言った「ネイタルとプログレスのアスペクトは、まだ思いとどまれる。でもプログレスとプログレスのアスペクトは、やむにやまれず動く」ということを教えていただき、とても印象に残りました。

そんな大変充実した2回の講義だったのですが、今日はその中で海王星の影響について書きたいと思います。

現在でもトランスサタニアンの影響をとても気にしている方はいらっしゃると思いますが、トランジットやプログレスを学ぶ過程で、海王星の影響は本当に危険、注意しなくてはならないと何度かそう教わりました。

たしかにトランスサタニアンは個人の力でどうこうなるものではないし、地震も海王星の影響だと言う方もいます。

海王星が影響したとき、その天体にとってとても敏感なポイントになります。感受性や想像性も高めてくれますが、海王星はとても難しいエネルギーだとされているのです。

海王星と月がスクエアだと、ヘタなものに中毒して散財する可能性だとか、水星とのコンジャンクションだと流言飛語、陰謀や詐欺に注意だとか、金星とのコンジャンクションでは典型的な失恋のアスペクトだとか・・・・・・atc・・・

海王星についての恐怖が飛び交う講義の瞬間でした(^-^;

どうにも海王星の影響はマイナスに出ることが多いらしく、いただいた資料にも

「神経の過敏、盲信、精神的な混乱、異性への病的な依存、失望、騙されやすさ、現実逃避、落胆、喪失」

などなど・・・

きっと味わいたくないな、と思うような言葉ばかりだと思います。

 

ですが私は未来を恐れず自由に生きていく占星術が目標です。

この世界に人間にどうこうできるものはないものを感じることは、宇宙への深い敬意を促しくれるとは思いますが、だからと言って恐れてビクビクばかりしていては、まっすぐに自分の毎日を楽しめなくなってしまいます。

 

昨日、帰ってきて資料を読み返しながら私が思い出していたのは、五行歌という詩を書いている岩崎航さんのことです。
岩崎さんは、3歳で筋ジストロフィーを発症し、その後、人工呼吸器を使い、生活のすべて介助が必要な体で、自らの宿命に真摯に向き合い、病む体で健やかな、素晴らしい歌を書かれます。

岩崎航さん 点滴ポール

心 こんがらがった
乱麻の糸も
元々は一本の糸
自分自身でしか
ほどけない

苦も
楽も
併せ呑むのさ
青大将の
如くなりたい

 

歌集の中には岩崎さんの本当にまっすぐな、懸命な言葉があります。

「大人になった今、悩みは増えたし深くもなった。生きることが辛いときも多い。でも「今」を人間らしく生きている自分が好きだ。絶望のなかで見出した希望、苦悶の先につかみ取った「今」が、自分にとって一番の時だ。そう心から思えていることは、幸福だと感じている。」

「生きることは本来、うれしいことだ、たのしいことだ、こころ温かくつながっていくことだと、そう信じている。闘い続けるのは、まさに「今」を人間らしく生きるためだ。」

 

・・・・・・たしかに、海王星には喪失や失望を経験するという意味があります。
誰だって悲しい目には会いたくないですよね。

だけど、まだ来ぬ未来に怯え、今を精一杯生きられないなんて、そんなのはもったいないし生きているとは言えないのではないでしょうか?

私は、自分に起こるどんなことも、苦しんでも、叫びをあげるしかなくても、すべて受け止め、正直に自分の言葉で生きて、そうして絶望したって「生きることはこころ温かくつながっていくことだ」と信じる強さのある岩崎さんの存在に、とても励まされました。

海王星におびえないで、今日を目いっぱい、生きてみましょう。

今日が、皆さんにとって大切な味わい深い日でありますように。

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2017-02-12 | Posted in 占星術No Comments » 

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