魂の目的、魂の性質②~木星射手座イングレス、これが自分の人生だったと笑いながら言うために~

11月8日、木星射手座イングレスチャート

 

 

前回の記事で、秋分図はAsc射手座で月が魚座であることから、私たちはこの時期に木星への信頼を強めておくことが大切だと書きました。

 

神に祝福された星座と言われる射手座、そしてその支配星の木星はギリシャ神話の全知全能の神ゼウスです。愛情深く、援助や保護を与える父なる神、全天で一番の吉星木星は、自分自身を肯定し、人生に積極的に向かっていこうとする創造的エネルギーを与え、個人の経験の範囲を拡大し、理想や才能を開花させる力のある星です。

 

11月8日21時39分に木星は射手座にイングレスしますが、そのチャートがTOPのものです。これが約一年間にわたる射手座木星のテーマとなります。

 

木星は創造の部屋である5ハウスに位置し、5ハウスのナチュラルサインである獅子座はAscですから、創造的な自己表現をエンジョイすること、とまずはシンプルに読むことができます。そのように自分の活動を喜びとともに行うことで、社会的な援助を得て拡大・発展をしていくでしょう。

 

まずは喜びを感じる自己表現を社会的な活動として行っていく自分であるかどうか。

 

ここがひとつのポイントとなります。

 

ただ、Asc獅子座はムードと欲求であるのと同時に、獅子座ができない不安と怖れでもあります。自分をオープンにして与えていけない、自信がない、自分は周囲に認めてもらえないのではないかと思って堂々とアピールすることができない、情熱を感じるものがない・・・・・・などです。

 

しかも5ハウス・太陽のベースとなる2ハウス・金星は天秤座にあり逆行、さらに牡羊座の天王星と180度の関係にあり、かなりの緊張と葛藤をもたらされています。時代の流れや周囲の人たちの活躍を見て、自己価値である金星が揺らぎやすく、その分自分の価値というものを振り返ることになります。

 

木星は月と0度で、これは家庭や子ども、友人にめぐまれるアスペクトと呼ばれ、大らかで寛容そうなエネルギーを感じますが、これも木星の力がなければ月的な要素、つまりチャレンジや冒険をあきらめて、安心・安全なところに留まり、所有することにこだわり、足元に地がつかない夢見がちなエネルギーとなってしまうでしょう。

 

木星はあくまで土星の範囲内で輝きます。せっかく見た自分の中の善なる意識を拡大していくビジョンを、形にしていくだけの学びと技術を育てていかなければ、今という現実から心は離れて「ここではないどこか」を見続けてしまうのです。

 

水星は木星にありデトリント、この水星の力の弱さがひとつのキーポイントです。自分の自信がないというのは悪いことではありません。自信のなさが人生の歩みをずっとストップさせてしまっているのなら問題にもなるかもしれませんが、乙女座の要素である自分を振り返り、足りないと思う実務的な部分を改善していく、という力が生きてくるのです。

 

秋分図はMCが乙女座であり、「自分の内側を見つめ、あるべき姿に近づいていく」ということがテーマでした。自分はこうしたい、こういうあり方で生きたい、これをやりたい・・・・・・その思いと覚悟があるならば、足らない部分を補っていくのも苦痛ではありません。また、そのように生きていくためには、この世界には正しいものも間違っているものもないとしても、自分を肯定していなかれば、自分の手で人生を切り開いていくことはできないし、宇宙も味方をしてくれないのです。

 

余談ですが、「信じる」は大切な木星の象徴のひとつですが、狂信的といってもいい吉田松陰はこのようなことを言っています。

 

 

「私は絶対にこうする」という思想を保てる精神状態は、ある意味、狂気です。おかしいんです。でもその狂気を持っている人は、幸せだと思うんです。

 

世の中の流れに逆らっているのかもしれない。自分にとって大事な人を、敵に回してしまうかもしれない。自分の美学を守るためには、そんな不安と戦うことになります。そのとき不安と向き合うことなく、現状を維持してもいいし、不安と戦いながら理想をめざしてもいい。ただ、道半ばで倒れたとき、これが自分の人生だったって、笑いながら言えるのはあなたにとってどちらでしょうか。

 

 

吉田松陰は9月20日生まれの乙女座。美学を持つ地のエレメントの精神は、この時期参考になると思います。

 

 

 

 

私たちは目指すビジョンのために冒険しなくてはならないのに、それができずに月的な世界に留まってしまうのは何故でしょう?

 

世界中にはドラゴンを退治する英雄の物語がありますが、英雄とは太陽の象徴です。幼少期、私たちは大人に従うように教育され、従わなければ愛を受けられないので、子どもは大人に好かれる仮面をかぶるようになりました。正しくなくては愛してもらえないということを、人生の初期で学んだのです。

 

あるがままでいることができないため、欲求は抑圧され、心の奥底にしまいこまれます。心の渇きを癒すために、大人になってからも恋愛、買い物、食べ物やお酒、仕事や勉強、SNSなどで外側の表現として偽りの欲求を満たそうとしますが、心の渇きは癒えません。

 

偽りの欲求を人生の目的とみなしてかき集め、自己を抑えつけようとする自我こそが、ドラゴンです。成長の過程で周囲と比較し、植え付けられた劣等感、無力感、その他の罪悪感が私たちをとりまくドラゴンであり、冒険の旅に出ようとするのに、「自分には無理だ、とてもできない」とあきらめ、好きでもない仕事を続け、自分をまったく理解してくれない人、大切にしてくれない人との関係を切れず、我慢して生きていくことになり、状況そのものが自分を縛るドラゴンになり、やがて飲み込まれてしまうのです。

 

このあたりは4ハウスの蠍座の太陽、天秤座の逆行した金星とリンクしてくる部分だと思います。

 

 

これらの現実があったとしても、私たちは自分と世界を信頼し、冒険の旅に出かけ、ドラゴンを退治しなくてはなりません。

 

 

だからこそ、心の中の束縛を解いて自分を解放するためにも、今一度、「魂の性質を知り、魂の目的を思い出す」ということをしてみましょう。

 

 

皆さんのとって射手座木星の一年が、かけられていた魔法を溶かし、本当の姿で歩んでいくために星の力を得ることができる一年でありますように。

 

 

最後に、神秘思想家のOSHOの言葉を引用します。

 

 

安全になればなるほど、あなたはさらに死ぬ。そしてこれは、美しい死・・・・・・木の葉やバラの花びらが大地に落ち、源泉へと還っていくような優雅な死・・・・・・ではない。それは醜い死、人間の発明なのだ。自然な死は美しい。人がそれを醜くした。人はあらゆるものを醜くしてきた。何であれ人が触れるものは、醜くなる。もし彼が金に触れれば、それは埃となる。

 

この理解が、できるだけ深くまで沁み込むにまかせないさい。これがあなたの核心そのもの、あなたの洞察になるにまかせないさい。そう、それはそうなのだ。所有しないように、きつくつかまないように。くつろいだまま、所有しないままでいなさい。もし何かが手に入れば、楽しむがいい。それがなくなるときには、感謝とともになくなるにまかせることだ・・・・・・それがあなたにもたらしてくれたもの、すべてに感謝するとともに、どんな不平や不満もなしに。

 

そうすれば、あなたは生と死の両方の、光と闇の両方の、存在と非在の両方の、もっとも大いなる喜びを知ることになる。

 

 

喜びを知るための冒険に出かけましょう。

 

 

イツカ

 

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イツカ

イツカ

名前:イツカ  ヒーラー・カウンセラー。占星術アロマセラピストティーチャー。心理占星術、仏教、神秘思想をもとにセッションや講座を開催。心の問題を丁寧に扱い、生きづらさを抱える人にも可能性が開けるような生き方を提案。最先端の医療や食の事情を発信、美容、瞑想、呼吸法など魂と肉体の意識を統合し、より本質で生きるあり方を日々の歩みとともに実践している。
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