今月の星模様と火星大接近~火星人に魅せられた人々~

パーシヴァル・ローウェルパーシヴァル・ローウェルと私設の天文台

 

 

30日の大接近に向けて火星はもうかなり大きく夜空に輝いています。

 

水瓶座の友人が先日退職をして、いろいろ面接を受けているという報告を受けていたのだけど、応援する気持ちとともに「行動はしても冷静に」「明確なビジョンをどれぐらい持っているかも大切な時だよ」という言葉添えて返事をしました。

 

それに対して「すごく的を射られている気がする!自分でも注意したいことがまさにそれ!」という返事があったので、今度久しぶりにプチパーティーでもしながら数秘や占星術でリーディングしてこようと計画中です。

 

火星は現在水瓶座で逆行し、山羊座の28度まで戻ります。火星は自己存在をアピールするために、欲しいものを獲得するために行動する力、エネルギーの使用を表す天体です。そして逆行はその天体の働きについて振り返ることを意識的に行っていきますが、逆行は陰のテーマで振り返るということが言われています。

 

火星の陰の要素というと蠍サインですよね。つまり水瓶座でいろいろな人と自分のリソースをシェアしたりして刺激を受け、その中で相手の欲求や意思(火星)も受け止めるのですが、その受け止め方も学んでいくということです。

 

この逆行では陰サインのテーマというのはアルバー・ルディが言い出したそうです。順行の惑星は陽サインを支配し、逆行のものは陰サインを支配すると。そして出生図の話ですが、逆行したものは決断がにぶり、アクションは遅くなり、不安定で、臆病風に吹かれたりすると。心理占星術では人と比べて劣等感を感じる、というふうに読みますね。コンプレックスを感じるけど、ひとつひとつ昇華していくことで成長につながります。むしろ才能として際立つこともあります。

 

逆行については改めてまとめたいと思います。

 

 

それにしても、火星というのはもともと牡羊サインの支配星ですが、牡羊では太陽もエグザルテーションしています。それに対して蠍サインでは火星のみ。何が違うのでしょう?牡羊座の方が強いアイデンティティを持つかもしれませんね。総じてHOT & DRYですから、ものすごい自立したサインです。蠍はやはり他者の意識が入ってくるので、純粋な自己を打ち出すというより防衛という出方をしたりします。

 

ともかく、今は人と出会って刺激を受け、自分が本当に望むことをより明確にしていくにはとてもいい時期です。火星のシンボル♂は、霊(スピリット=太陽)を表す円の上に物質を表す十字が描かれたもの。太陽のエネルギーを目標に向かって注いでいくという意味があるのです。

 

 

今月は火星の逆行に大接近、11日には木星が順行に戻り、13日には部分日食、28日には皆既月食と天がにぎやかですね。

 

水瓶座の彼も、仕事をやめて不安になったり、これからどう進むか迷ったりしているけれど、力のある人と話しをしてきたとか蠍座木星っぽいこともしてパズルのピースが少しずつハマってきた感覚があるというから、今の時期をより実り多いものにできたらいいなと願っています。

 

 

 

 

 

火星大接近

 

 

 

火星大接近について、少しまとめてみましょう。

 

火星は夏の今ならさそり座やいて座のように南天の低い星座の中に見える赤く輝く星です。太陽の周りを一年と十ヶ月で公転します。火星と地球がそれぞれ軌道を運行していくと、二年二ヶ月ごとに太陽と地球と火星のお互いの位置関係が直線上に並びます。このタイミングで火星が地球に近づくわけです。

 

 

 

 

太陽の反対方向なので真夜中、南の空に火星は輝いていますよ。

 

 

 

 

接近のうち最も近づくものを大接近と呼び、5500万kmまで火星が地球に近づきます。一方、小接近のときは9900万kmです。同じ接近でもこれほど距離が違うのは、主に火星の軌道が楕円であるためです。地球も楕円なのですが、火星にくらべればつぶれ具合はごくわずかなのですね。

 

2018年と2020年は大接近を見れる好機。あまりに大きく輝くことが不気味だとされることもありましたが、見慣れないことが天で起こったから不気味に感じたのか、色が赤だったため戦いや死をより想起して不気味だったのか、どちらなのでしょうね?ある種、人間が自分の中の不安を星に投影した話のようにも思いますね。

 

 

 

 

火星人発見への情熱、パーシヴァル・ローウェル

 

 

さて、今度は火星らしく情熱の話です。

 

火星には火星人がいるのか?というテーマは今までも小説や映画で幾度も取り上げられてきました。私も学生の頃にブラッドベリの『火星年代記』を好きになりましたよ(*^^*)

 

写真は19世紀のはじめ、ボストンの大富豪の息子として生まれたパージヴァル・ローウェル。ハーバード大学で数学や物理を学び実業家への道を歩んでいましたが、火星に興味を持って天文学者に転じました。

 

火星に魅せられたきっかけは「火星表面に運河が見られた」という誤報だといいます。

 

誤報というのは、当時イタリアの天文学者のスキャパレリが、火星の詳細なスケッチを残していたのですが、そこには直線上の構造が複数描かれ、これをスキャパレリはイタリア語で水路を意味する「canale」と表現しました。

 

この言葉が「canal=運河」と英語に誤訳されて伝えらえれ、ローウェルは火星に運河を建設するぐらいの高等な生物、つまり火星人が住んでいると信じ込んでしまったのです。

 

それから彼は私財を投げ打って私設の天文台をつくり、火星の観測に没頭しました。実は火星人の存在は、今から100年ぐらい前まではかなり一般的に信じられていたそうです。

 

ローウェルは結局、火星人を見ることなく火星文明を夢見ながら生涯を終えましたが、逆に言うと、彼が資産家だったとはいえ、自分の人生と社会的地位と財産を、ロマンにこれだけ賭けられる人もそうそういませんよね。ちなみにローウェル、魚座です。さすが支配星に木星を持つだけあります、パワーがデッカイ。

 

ついでに言うと、ローウェルは冥王星の発見も予言していて、また日本の能登半島に魅せられて本も出しています。

 

パーシヴァル・ローウェルのNOTO

 

魅せられたらどっぷり浸かっていく・・・

そういえば金星は魚座でエグザルテーションだし、火星はトリプルシティですね。

 

 

 

 

 

火星人に魅せられる人々

 

ローウェル以外にも火星人に魅せられる人たちはいました。

 

英国の作家H.G.ウェルズは1989年に『宇宙戦争』を発表しますが、諸説ある中で、この火星運河説に影響を受けたという話もあります。地球人より高度な文明をもつタコ型宇宙人が地球に攻めてくるというSFですが、40年後にはオーソン・ウェルズがラジオドラマとして放送しました。

 

内容は火星人がアメリカに攻めてくるという想定で話されていて、放送中に「これはドラマです」という説明が何度も入れられたにもかかわらず、ドラマは全米に大パニックを引き起こし、多くのリスナーが現実に火星人が攻めてきたものと思い込んでいまったのです。

 

そういえばウルトラマンの特撮で有名な円谷英二が、戦争ものの特撮を撮っていたときに、あまりにジオラマが精工すぎて本当に戦争に行った男性たちから「いつの間に撮影していたんだ!」って驚かれたとか・・・・・・リアルとフィクションの境目ってなんだろう(^-^;

 

 

というわけで星も盛り上がりを見せる7月、たっぷり味わいつくしていきましょう!

 

 

 

 

 

トム・クルーズも『宇宙戦争』撮ってましたね。

 

トム・クルーズの映画って「俺ってカッコイイだろ?」という感じがいつもするのですが、彼はたいてい自分でお金を出して映画つくっているので、誰もなにも言えないという・・・・・・

 

 

アドセンス

<script async src=”//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js”></script>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
google_ad_client: “ca-pub-6530303901137473”,
enable_page_level_ads: true
});
</script>

2018-07-04 | Posted in 占星術No Comments » 

関連記事

Comment





Comment



CAPTCHA