月光紳士と月光淑女の真空キッス~9月6日魚座満月2、月狂いはつまり何をしたいのか~

レオノール・フィニ、梅本英治、月と海王星と魚座の精油

 

 

昨日、満月の記事は書いたのだけれど、今度の6日はお天気が悪そうですね・・・・・・

空は気まぐれです。月が見えなくても星の力は働いているよ、というけれど綺麗なお月様が見えたらやっぱり嬉しい。「日本人は星オンチ」と呼ばれるくらい、昔から和歌や短歌に星をあまり詠まなかったのだけど(天の川と金星は少し出てきます)、もう、月は大好きですね。月のことはよく詠んでいます。月が無くても「いくたびも無月の庭に出でにけり」(富安風生)

 

月っていうのは、太陽とちがって何もやらない。何もやらないけど、裏側では何かやっているかもしれない。そこが粋なんです。荒俣宏さんは「月を見ても太陽のように目眩を感じない点が本当はたいへん重要で、たぶん月は私たちが等身大に思考できる対象のうちで最高のものではないでしょうか?」と言っています。

太陽はカッコイイけど、偉いかもしれないけれど、決して皮膚にとってはやさしくない。むしろ過酷です。カッコ悪い自分も情けない自分も全部照らし出して明るみに出してしまう。その意味で月はやさしいよなー、ここ何年昨日までの君みたいに(by YAPOOS『急告』)

だから私たちはともすれば月的な水の、安心安全な世界に引っ込んでしまうこともある。占星術ではそれをMCの方へ向かわせなくては、なんてセラピーの話をしたりするのですが、今日は占星術っぽくない話を交えてお月様の話をしたいと思います。

 

 

月の夜に何するの?

月の満ち欠けに合わせてしたらよいことなどあって、満月の日には新月で立てた計画を見直すとかあるのですが、元来怠け者の私としては月の夜はできれば綺麗な月を見てボ~っとしたい。太陽活動したら勝手に月がやりたくなるんです。疲れたら眠くなるよね。

アメリカの物理学者デビット・ボームという人が、一生懸命、知識を総動員する思考のことを言うと、インドの宗教的哲人クリシュナムルティがやり返します。「思考は、大脳を動かしているだけじゃないか、ただそれだけの運動にすぎない。で、動かさないようにするのが大変なんだよ」と。つまり何かやらないで、機が熟すまで留まり続けるとどうなるかという形の行為で、これが月的なんだけど、やらないとどうなるかという点が面白く、その意味で月は何もやらない太陽なんです。

何もやらないというエロティシズム。

でも、月の裏側では何かやっているかもしれないよね?という粋。

 

 

真空キッス

それで、6日の満月を昨日はインスピレーションが降りてくる日って読んで書いたのですが、他の見方もできて、第7ハウスが強調されているからシンプルにパートナーシップとか、獅子座の金星・水星だからドラマチックなコミュニケーション、うっとりするようなデートに最適な日みたいな、とても単純だけどそうも読めます。魚座で海王星だし、恋愛に溺れて自分を捧げすぎてしまうとかね。

あなたに中毒して私今夜溺れたいの・・・・・・という方は是非・・・・・・

Diorの秋の新作Addict(中毒)のシリーズ、リキッドのチークが色のバリエーション豊富で大人っぽい秋を演出してくれそうでしたので、色づいて自分を捧げてみてね・・・・・・

(なんだか書いてて恥ずかしいなぁ)

 

獅子の水星・金星は天秤の木星とミューチュアルレセプションですね。クールそうで情熱的にコミュニケーションして、ギャップを生かしたアピールをしてみるのも良いと思います。

 

ですが、ここは魚座の月と乙女座の太陽に戻ってオススメsongを紹介します。

 

 

真空キッス
アポジー&ペリジー
アルバム『超時空コロダスタン旅行記』より

 

 

 

 

♪真空キッス きつく抱かれると
真空キッス チッ息しそうよ

受動的な私性格ネ
自動的に瞳閉じてるの

 

 

・・・・・・魚座も乙女座も陰サインかつ柔軟サインなので、受け身です。

 

 

♪真空キッス 人目も気にせず
真空キッス 人ごみの中

刺激的にに息を止めたまま
悲劇的に私 愛してる

 

 

・・・・・・魚座も海王星も「犠牲」という意味があります。
乙女座の人って内向きだから、「人目も気にせず」なんて難しそうだけど、タガが外れるのを恐れつつその瞬間を望んでいそうな気もします

 

 

たまたま思い浮かんで久しぶりに聴いてみたのですが、編曲は細野晴臣、歌っているアポジーは三宅裕司さん、ペイジーは戸川純ちゃん。豪華なラインナップ。といいますか、私はこの歌を聴くまで三宅裕司さんが歌う人だったって知りませんでした。趣味がドラム、ギター、ピアノ、落語、三味線だそうです。多彩ですね。

 

 

 

月狂いの究極の目標は?

 

 

松岡正剛さんの『ルナティックス』によると、“月狂い”の究極の目標は「みずから月光紳士となり月光淑女となること」。それはイシスやディアーナへの回帰であるとともに、月の永遠との同化を表している。

 

梅木英治は版画『ムーン・マニア』で、弦月と同化するために正装した麗しい紳士を描き、幻想作家レオノール・フィニは、作風でも日々の姿でも自身を月の魔女であるということを否定せず、この感覚はのちにハリウッドのキャット・ウーマンの映画意匠に引き継がれたそうです。

 

 

レオノール・フィニ

 

 

 

 

 

 

 

レオノール・フィニ

アルゼンチンの芸術家。神秘的で奔放なエロス、いつも猫に囲まれており、猫を人間以上とするレオノール(獅子性)。本人も野性的で黒猫のような美貌の持ち主。

変装を好み、それをナルシシズムを超えた、他のイメージに入っていくもの、一種の忘我状態になりながら、変装の後ろにいるのはやはり自分自身であるということを常に自覚しているだけに、自分自身がいっそう魅惑的な見世物となる・・・・・・というレオノールは8月30日生まれの乙女座です。

自分自身を見世物とするって、獅子座のようだけど、けっこう乙女座っぽいなとも思います。自分は表現するための道具でもあるのです。とはいえ彼女は水星・木星が獅子座です。乙女座と獅子座でミューチュアルだし、自分の価値をアピールするのに知性を使うのも上手なのでしょうね。

 

 

 

 

ということで今日はまったく実用的ではないお話でした。

こういう話も私はとても好きです。現実世界を少しだけ離れて、別の世界で遊ぶようなこと。生きていくことにも社会活動にも役には立たないかもしれないけれど、人生の遊びの部分。でも生きている上での「色気」って、たぶんこういうことだと思います。

 

満月の夜に少しだけ夢の世界で遊んでみてくださいね。

魚座の月だしね(*^^*)

 

 

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