君を刺さん・・・・・・シューベルトの「野ばら」に見る蠍座と冥王星

AROMAGRAPHIA ROMANTICA  蠍座・冥王星

 

 

【AROMAGRAPHIA ROMANTICA/アロマグラフィア・ロマンティカ】
いわゆる「女性らしい女性」というのは高度な理解力というより、それよりももっと、他人の中に侵入できるものをもっている。洞察力という名のESPかもしれないが、多分に自然の神秘のひとつで蠍座の領域なのだ。

 


 

 

今日は夕方会っていた人がいるのだけど、私のブログを読んでくださっていて、目があまりよくないのにいつも丁寧に読んで感想をくれる。自分がやっていきたいことの参考にしてくれていて、とても嬉しい!

水サインと柔軟サインが過剰の彼女は、年齢的にも成熟してきた今、受け入れて合わせるのが上手。私がしゃべり続けるのを熱心に聴いてくれる。本当誠実で優しい人なのだ。無私の優しさに私は何度も救われた。前に私が「本質に結びついた仕事or活動をする」という話を書いたことを覚えて参考にしてくれたみたいだけど、今でもかなり本質を活かして仕事をしていると思う。

 

 

セッションやスクールというのは基本的に「変わりたい」「成長したい」と思っている人が来ることが多いと思う。「なんとなく」くらいのノリで来る人もたまにいるけれど・・・・・・。それがなんら悪いわけでもなく、生きていくのは大変だという方も多いし、自己価値をあげないと仕事はもらえないのだから少しでも自分の魅力と才能を輝かせてくれる変容を望むのは当然ですよね。

 

と、同時に占星術や香りその他のヒーリングツールたちが、成長と変容をもたらす「役に立つもの」に収まってしまうのもなんだか私は味気ないと思う。質実剛健というか、骨はあるけど肉はないというか。そこには遊び心や実験精神や夢や、その他モロモロの現実的ではないとされる「無駄」たちがほとんどないから。星や花にまつわる事柄が、ほんの一瞬この現実を離れる、そんな夢や魔法を与えてくれるものであっても欲しいのです。つまり役立たずであるからこその悦び。

 

成長したい人はすればいいし、同時に人は成長しなきゃいけないわけでもないし、こうでなきゃいけない人間の定義なんてそもそもない。だからこそ自分はどう在りたいかが大切になってくる。社会に媚びたくないから一生を放蕩児みたいに生きるのだってアリなはずです。

 

 

ということで骨はあるけど肉はない、の逆・・・・・・「肉はあるけど骨はない」という遊びをしようと思います。第一回目は蠍座&冥王星(火星)です。

 

 

 

アロマグラフィア・ロマンティカ 蠍座&冥王星

 

AROMAGRAPHIA ROMANTICA

およそ個人の成長を促すものでもなく、社会的にも何の役にも立たない・・・・・・
だが、一瞬の陶酔と恍惚を目指した星と香りの遊びをアロマグラフィア・ロマンティカと呼ぶ


―蠍座 SCORPIO―
古代バビロニアでは天と地の主と呼ばれ、生命の与え手であるイシュハラ女神の住処であった蠍座は、「ギルガメッシュ叙事詩」では生命の秘密を知る手がかりを教えてくれる蠍人間として描かれていた。

春分点が蠍座にあった時代は魔術によってアトランチスが栄えた時代だったともされ、アトランチスの人々は自然の生命力を操って、超自然的な力を持っていたとされている。

支配星である冥王星は、生命の神秘や隠された力を象徴し、死と再生を司る。この世の神秘の謎を解く鍵を求める聖なるアルケミスト(錬金術師)としての蠍座の象徴は、古代から連綿と受け継がれている。


占星術アロマテラピーの蠍座の香りはパチュリ、シナモン。冥王星はパチュリとサイプレスがブレンドされています。パチュリはエキゾチックな香りで性的な本能を引き出す力があり、シナモンはどこか甘くて刺激的。サイプレスも心身を強壮する働きがあるので、どっしりと本音で向き合いたいときや、底力を発揮したいときによいでしょう。心と体を統合し、終わらせるべき物事に幕を降ろす覚悟や勇気を与えてくれます。成長と変容を促す香りとして役に立つ面もある一方・・・・・・

蠍と冥王星は他者に影響を与え、他者の中で生きる力でもあることから私が思い出したのはシューベルトの「野ばら」。近藤朔風の歌詞で私たちも学生の頃に習って歌ったという人が多いと思う。以下、近藤朔風の野ばらの歌詞です。

童はみたり 野なかの薔薇
清らに咲ける その色愛でつ
飽かずながむ
紅におう 野なかの薔薇

手折りて往かん 野なかの薔薇
手折らば手折れ 思出ぐさに
君を刺さん
紅におう 野なかの薔薇

童は折りぬ 野なかの薔薇
折られてあわれ 清らの色香
永久にあせぬ
紅におう 野なかの薔薇

美しい歌詞とメロディーに思いの強さが歌われているのですが、もとはゲーテが作ったこの歌には彼の牧師の娘との恋が描かれていると言います。

少年が見つけた野ばらに「君を折るよ」と言うと、野ばらは「ならば貴方を刺します、いつも私を思い出してくれるように」と答える。薔薇は占星術では金星だけど、そのトゲは火星。蠍座の支配星は古くは火星で、ようするに冥王星とは火星の力をギリギリまで引き出すというものでもあるから、「刺す」ということで貴方に影響し、そして薔薇は貴方の中で生きようとする・・・・・・

実際のところゲーテは、彼と結婚したいと思う娘との恋愛を学業のために断ち切ったそう。結婚による束縛を嫌ったためかもしれません。

精油と一緒に写した赤い実は野ばらの実。実は赤いけど野ばらの花は白く、清らかです。

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2017-10-16 | Posted in 占星術アロマテラピーNo Comments » 

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